2018/12/29

2018/12/27

都会のオアシス・バンカチャオへの行き方

《「バンコクの肺」と呼ばれる自然豊かな地区バンカチャオの巡り方》

①なんらかの方法でクロントイ港まで行く
②渡し船で渡る
③船着場でレンタサイクルする
④ぶらぶらする
⑤船着場に戻る
⑥帰る

渡し船(往復)+レンタサイクル(地図とペットボトルのお水付き) 80B
パスポート(原本)or 200Bのデポジット預ける

《クロントイ港(Klong Toey Pier)まで行く方法のおすすめ》
ひとりならGrab Bike、複数ならGrab Taxiがいいです。
クレジット決済です。


私はBTSプロンポン辺りに泊まっていたのでそこからGrab Bikeを呼んで、10分くらい42Bでクロントイ港へ行けました。

帰りは、72番のバス。
料金は6.5B。(エアコンなし)
クロントイ港(Klong Toey Pier)から歩いてすぐのところにバスターミナル(交番、セブンイレブンの前)があり、72番のバスがBTSエカマイ(Ekkamai)駅方面へ行く。
エカマイまで行ければあとはどこで帰れますね。


バスがわからなかったら困るので、レンタサイクルのおっちゃんに聞いたところタイ語で紙に書いてくれたりした。
とても優しい。
車内の切符切りのおばさんにも「エカマイ」というと、次だよー、と教えてくれたりするし、タイの人はとても親切です。

バンコクの肺バンカチャオで自転車を漕ぐ

バンコクの肺と呼ばれる緑豊かな集落バンカチャオに何も調べず行ってみた

これ読んで、Bang Kachaoに行きたい!ってずっと思っていた。

バンカチャオの場所はここ。
チャオプラヤー川のまるっとなったところ。



バンカチャオは大都会バンコクと思えないような自然が残されていて、レンタサイクルでぶらぶらできるらしい。
絶対暑いけどひとまず行ってみます。


渡し船のおばちゃん。乗ったら即出発したのでこれしか撮れなかったよ。
超楽しー!


私は自転車がへたくそです。サドルを一番下まで下げてもらって事なきを得た。


私のスマホネットないので(自分で脱獄したため海外SIMが入れられない)ときどきMaps.me(地図アプリ)を見ながら迷子にならないように。


洗剤の容器でハンギングプランター。こういうの好き。


Rose Appleというカフェ。
チキンのサラダと飲み物のセットを頼んだ。
WIFIあってエアコン効いてる。
これからまた暑い中自転車漕ぐのでゆっくりする。


うちの植木鉢では窮屈そうなオーガスタがのびのびしている。


だいたい町の中をぐるっとしたので、もう帰りましょうか。


渡し船から見るバンコク。
Bang Kachaoバイバーイ。

2018/12/26

マレーシアで失踪したタイシルク王ジム・トンプソンの家に行く

ジム・トンプソンはタイシルクの製品化に努めたアメリカ人で、
50年前マレーシアの避暑地キャメロン・ハイランドで謎の失踪をとげた。

「JIM THOMPSON」
ブランドの名前としても語呂がよくかっこいい名前だと思う。


中庭。
マンダリン・オリエンタルに住んでいたというトンプソン氏。
この家のこのすぐ脇は用水路で、当時は敷地ももっと広大だったのかなと思う。
都会であっても私は緑のあるところに行きたい。



中国、ビルマ、ラオスなど近隣の石像、彫り物、皿などをコレクションしていたジム・トンプソン。
頭のない石像は肩やひざは丸みを帯び、ボドブドゥール遺跡にあった仏像を彷彿とさせた。


家は高床式で硬いチーク材。
強度を増すため、家全体を台形(扉も台形)にしてあった。
床は大理石。ガイドのおねえさんがはだしだったので私も靴下を脱いだらひんやりしてきもちよかった。



2018/12/23

バンコクはあまりにもエネルギーにあふれていて負けるかと思った

定職に就かずに東京にとどまるのにはお金がかかるため、いっそバンコクに飛ぼうと思った。

バンコク1日目の朝。
ひっきりなしに往来する車やバイク、甘ったるい果実の香り、ごみの匂い、肌にまとわりつく湿度に、もうげんなりした。
アジアの旅でいつもならすぐに見て回る市場(初日のホステルの前が市場だった)にも足を踏み入れる気がせず、ホステルから供されたトーストとお茶を飲んでぼんやりした。
ゆううつな私が暮らすように旅するのには、バンコクはあまりにもエネルギーにあふれていて負けるかと思った。


夜のドンムアン空港。


Siam周辺。

2018/12/03

バンクワン刑務所で「日本人受刑者に会えますか?」

麻薬密輸などの罪で有罪判決(終身刑?)を受けて服役している日本人が、重罪受刑者を主に収容していると言われるバンクワン刑務所にいることを知った。
受刑者に会いに行ったとか、面会受付日が何曜日かで、誰でも会いに行ける、8人くらいの日本人受刑者がいる、などのブログは2011年頃で止まっていて、新しい情報がなかったので、行ってみた。


結果的に会えはしなかったのだけど、私は心底安心したので、このことを書いておこうと思う。

バンクワン刑務所はチャオプラヤー・エクスプレスボートで終点のノンタブリー 地区にある。
私は2日前まで都会の喧騒を離れてノンタブリーに泊まっていた。

バンクワン刑務所のすぐ近くまで来ていて行かないわけにいかないような気もするし、私のような旅行者が気まぐれで行っていいのか、と悩んでいた。

バンコクの中心部のホステルに移動してからも、気がかりで、今日早起きをしてやってきた。

東京のホステルで自分が食べるために買っていたレトルトのお味噌汁とお茶漬けの素を差し入れにすることにした。
機内で読むために買ったファッション雑誌も一冊。これは女性向けだからいらないかないるかな、検問あるのかな、と考えてた。

敷地内に入ると警備の人が外国人対応のオフィスに案内してくれた。
日本人男性受刑者に会えますか?名前は知らない、と言うと
面会は家族のみです、それ以外の人は大使館に手紙を書いてね、とやさしげな口調で言われた。

そして教えてくれたのは、
今3人の日本人受刑者が収容されていること、
12月4日にその中のひとりトシユキさん(名前合ってるかな)が帰国の途につくこと、
大使館の人が迎えに来てスワンナプーム国際空港まで送ることを教えてくれた。

私はああ、よかった、という気持ちになった。取り越し苦労だった、もういい。

「死ぬまで刑務所の中かと」
「そんなことはないよ」

「あとの2人もいつか帰れますか?」
「わからない」

日本人の女の人が来たと伝えておきますよ、と言ってくれたので、私は笑ってオフィスからすぐ出た。
帰りはバスにした。
今日は熱波がすごかった。

2018/11/21

「カメラを止めるな!」



「カメラを止めるな!」観ました。
最高だった。今年観た映画の中でぶっちぎり一番と思った。

最初わたしは一体何を見せられているのだろう?もしかしてチョイスを間違えた?と思ったのだけど、中盤に怒涛の方向転換があって目が覚め、わたしやっぱり映像が好きだわ、と思った。
最後感動すらしていた。
アドレナリンが超出た。
観る人をこんなに感情の変化に陥れる映画はない。
主演の俳優さんの口がだらしないところがすごくいい。
でもこのテンションで他の人にも勧めたら、ドン引きするかもしれないから、
一人で盛り上がるのが正しい。
猛烈な拍手をして席を立ちたかったけど、誰もしないからしーんとしたまま劇場を出た。
でもよだれが出そうな一体感があった。同じ時間同じ場所に居合わせた他の人も私と同じようにみんなケタケタ笑っていたんだもの。

2018/10/30

「王様のためのホログラム」



「サウジアラビアに飛ばされたビジネスマンが砂漠の真ん中で困難に出遭う」
こんなあらすじ紹介を読んで、観たいと思った。(こんなんで観たいと思う人は少ないだろう)
その願望はだいたいかなえられた。
そうではない人には?????な映画。
人によっては怒り出すレベルの「観るだけ損」な映画かもしれない。
混沌としたアラブ、異国情緒とかもあんまりないので、肩透かしをくらう感じだ。
でも、砂漠やラクダや無機質な病院、出張でしか泊まらないようなホテル。ガラス張りのビル。
最後にはサウジの海、魚が出てくる。
頭がぼーっとしている人には癒しになるかもしれない。

「パディントン2」



一作目は子ども向け。2作目の方が好きになった。
パディントンが無実の罪で刑務所に入っちゃって、あんまり家族は出てこないのかな?と思ったら、やっぱりみんなが協力してくれる。
家族の人たちがよい。特にお父さんが好きかな。
パディントンは熊だけど、移民問題や人種差別、世の中を風刺しているとも思える。
ヒュー・グラントは最近観た「マダム・フローレンス」にも出ていたけど深みのない役者さんだなって思う。
一瞬若い頃の写真がたくさん並んでいるシーンが出てくるけど超男前。

「ラ・ラ・ランド」



冒頭のハイウェイのミュージカルシーンは好きなので何回も観ている。
アメリカ西海岸の人たちからしてみたら、ロサンゼルスのハイウェイや、ハリウッドのグリフィス天文台なんてべたすぎてオエーって感じなのかもしれないけど、
色彩に注目して観るとおもしろい。
とてもキラキラして夢の中のような映画だけど見終わった後は気分を落ち込ませる。
プールのあるパーティのシーンで黄色いドレスを着ているミアと、全然趣味じゃない音楽を奏でるセブが再会するシーンが好き。

2018/10/06

”コカイン中毒者に友だちはいない”「ハーフネルソン」



多かれ少なかれライアンのかっこよさを期待していたのでした。
やっぱりぜんぜんかっこよくない役っ。

麻薬常習者であることを生徒の一人に見つかって、2人に友情が芽生える。
そうは言っても心温まる物語ってわけでもなく、先生は授業中に鼻から血出るし、ドレイ
ドレイは利発な子だけどもドラッグが身近にある環境で悪いやつに染められそうになる。
微妙な空気がよい。
途中ちょっと退屈。
画面がふらふらするのが、「ブルーバレンタイン」に似ていた。

2018/10/04

「イミテーション・ゲーム~エニグマと天才数学者の秘密」



第二次世界大戦中、暗号解読に挑んだイギリスの天才数学者アラン・チューリング。
アラン・チューリングはコンピュータの原型といわれるものを作った人だが生前はその業績がたたえられることなく自死した。

最近観た「裏切りのサーカス」と同じ戦時中という時代背景が同じなので参考になった。

ベネディクト・カンバーバッチ演じるチューリングはとっても変わり者。
コミュニケーションに難ありだけど絶対的自信をもってエニグマを作り出す。
天才がゆえに嫌味ったらしいところもがあるチューリング。
カンバーバッチさんがいいね。
一時は結婚をしともに暗号解読の仕事にもかかわっていた女性ジョーン(キーラ・ナイトレイ)この人がいてよかったね、と思う。親友なのにそれ以上近くはなれない関係性が哀しい。
情熱と生きづらさ。イカレぎみの孤独な数学者の、ぽつんとした青い眼。

「キングスマン」「裏切りのサーカス」に出ていたマーク・ストロングさん。この人は声が好きかも。「キングスマン」での教官シーンは、この映画の試験のシーンのパロディぽかった。ほんでこの人は完全にはげている方がかっこいい。

2018/10/02

”こんな仕事やめれ”「そこのみにて光輝く」



録画しておいたのを観るまで腰が重かった。
今年観た中でナンバー1かもしれない。

時代が現代っぽいんだけど、少しだけ昔で1970~80年代だと思う。舞台は函館。
原作者の人は函館の作家で佐藤泰志、理由はわからないけど1990年に自殺した。

悲惨な環境にある人々の物語なんだけれども、居心地が悪いけれどえいっと飛び出していけない沼にずぶずぶ浸かっているような、ときどきジリジリとして変わりたいって思う、でも自分はここにしかいれない、どうしょうもない、そんな焦りと諦めと混じったような、そんな空気がある映画。
菅田将暉が明るくておしゃべりな男の子なんだけれども、彼がいるから、ずしーんと重苦しくなく、観れる映画でした。(いやそれでも重苦しいといえば重苦しい)
映画のパッケージはラストシーンかな、朝日(だったと思う)をバックに浜辺を歩いてくんだけど彼女が振り返ると彼は後ろに日を背負っているから逆光でたぶん表情は見えない。この先ちょっとは希望があるんじゃない、というのが描かれているのかと思う。

「ダーク・プレイス」



シャーリーズ・セロン主演。原作が「ゴーン・ガール」を書いた小説家ギリアン・フリン。
ギリアン・フリンさん、超絶美人。だけど書く物語が恐ろしい。

シャーリーズ・セロンは、子どもの頃家の中で起こった殺人により、母・姉妹が死に、自分の発言により実兄を投獄させてしまい、鬱屈して生きている女性を演じている。
シャーリーズ・セロン、美人すぎてこういう映画合わないと思う人がいるかもしれないけど、こういう映画は合うと思う。
美人だけど、髪短くしてキャップ被ってぺらっぺらのTシャツ着て、人を信じずに生きている彼女は、面会した兄に、「おまえも牢獄にいる」と言われてしまう。
なんでか牢屋にいるお兄さんのほうが清々しい笑顔で、彼女は自由に生きられるはずなのに、殺人事件の生き残りとして大人になっても事件に縛られて生きざるを得ない。
アメリカにはそういう人ってけっこういるのかなぁ。
この映画、空気が乾燥している。
え…っていう真相ではあったけれど、最後は希望がもてる感じだった。暗い映画です。

「マダム・フローレンス!夢見るふたり」



「ジェンキンス」といえば、曽我ひとみさんの夫、チャールズ・ジェンキンスさん。
もうひとりのジェンキンス、フローレンス・フォスター・ジェンキンス。

類まれなる音痴でありながらカーネギーホールの大舞台に立った実在の歌手。
アメリカにこんな人がいたと知らなかった。
どうなってんだ。
彼女は梅毒をわずらっており、当時は治療法が確立していなく水銀やヒ素を使っていたものだからそのせいでイカレてしまっていたともいわれる。
自己愛の肥大したタイプのようで、ありあまる遺産のおかげで絶世の音痴ながらオペラ歌手がやれてしまうという…なんともかわいそうなのか、幸せなのか…。
お金がなかったら、歌手を諦めていた…?
メリル・ストリープが歌っている。
ピアニストの人といいコンビ。

「マンマ・ミーア!」



2000年頃アメリカ中でマンマ・ミーアの舞台が大流行しており、留学中だった私は学校の先生に連れられ舞台を観に行ったのでした。
当然ながら全編英語の内容を理解できずにパパ探しの物語と分からない…。
いつになったら結婚式が始まるんだ?何をうだうだやっているんだ?
と思っていた…。

初めて映画を見てみたら、とてもおもしろかった。
シカゴよりもバーレスクよりもグレイテストショーマンよりも。
ムーラン・ルージュとラ・ラ・ランド…と同じくらいおもしろかった。
息つく間もなく、歌、歌、歌。
一番好きなシーンは♪Money Money Moneyのとこです。
メリル・ストリープがちょっとぽっちゃりなのによくあんなに足が上がるなぁ。
ピアース・ブロスナンがこの映画でラジー賞を受賞している。お歌がちょっとへた。。
ABBAの曲を聴くと元気がでる。

2018/09/01

「アリスのままで」



ジュリアン・ムーアはそんなに好きな女優さんでもなかったけれど、演技派でした。
だんだんアルツハイマーの症状が進行していく過程は、切なく、哀しくて、真剣に観てしまった。
コロンビア大学の言語学教授。
聡明な人ほど進行が早いそう。
薬を飲んでも進行を止めることはできなくて、歯がゆい。
「やりたいことある」という言葉が印象的だった。
ぼんやり生きてて人生諦めた感のある私からしたら、病気になっても、年をとってもやりたいことがあるならそれをやろうとするのはすばらしい。
(私は双極性障害なのでそんな意欲さえも沸きづらくなっている)

2018/08/28

「プラダを着た悪魔」



前に観たことあったねい。
メリル・ストリープさんは大好きな女優さんです。

アン・ハサウェイ演じる、ジャーナリスト志望のアンディが、ださい服の女からイメチェンして敏腕ファッション誌「ランウェイ」編集長の指示をこなそうとしがみついていく。
英語はストレートでけっこうキツい物言いになる。
That's it.とか、I said go.とか。
アンハサウェイはこんなに細いのに、サイズ6とばかにされるのは解せないなー。
ファッションも今見てもそれほど流行ばかり追っている感じでもなくて、かわいくて楽しめる。

2018/08/26

「この世界の片隅に」



一度目観たときは、広島弁が聴き取れない、という致命的な私でした。
戦争の悲惨さを描きながらもけっこうのほほんした日常が続くなぁ、くらいに思っていたけど、複数回観てみたら、戦時中を普通に生きようとした女性たちの物語だった。
顔も知らない人の家にある日突然とついだり、とついだ次の日から家の仕事ぜんぶすることになって、当時は当たり前だったことが今ではとても驚きだし、
世界の片隅で生きていたはずだった人たちの日常を一気に破壊してしまう戦争。
人さらいやしらみの子が出てきて、少しファンタジーだったり、何度も映像で観た原爆投下シーンがそっくりそのまま絵となって出てきたり、
色彩の美しいアニメならではの描写で、能年ちゃんは俳優さんなのにとても声をあてるのがうまく、特徴的な声色でよかったと思う。

「フレンチ・ラン」



イラクで6人の容疑者を殺した無謀で無責任なCIAと、生業のスリをしているときに爆弾を拾ってしまった男。タッグを組んで、テロリストと思いきやの警察の悪い奴と対峙する。

おもしろかった。
テンポがよい。
主役ふたりはアメリカ人だけど、舞台がパリなのがいい。
屋根の上で追いかけるシーンがパリっぽい。
たまたま通りがかったのが金色のベンツだったり、お金かかってますう。(ベンツは破壊されません)
警察の中にいるのが超悪い奴で、とんでもなストーリーだった。
現実味がないようで、あるというか。
CIAの黒人のおっちゃんがまるっきりの善人ではなく愛想がなく、無鉄砲である。かっこいいので続編もありそうな感じ。

2018/08/22

「マネーモンスター」



ジョディ・フォスターが監督で、出演がジョージ・クルーニーとジュリア・ロバーツ。
密室もの(後半動きがある)だけど緊迫感とスピード感があって、会話の応酬がおもしろかった。
犯人の恋人がでてきたところで、彼女が犯人を罵倒したので、予想外の展開にあぜんとなった。
結末は悲しかった。

2018/08/08

「ブルーバレンタイン」



壊れそうな夫婦を
同時進行で、ふたりの出会いから見せられる。壊れることがわかっていて観客は一体どんな気持ちでこれを見れば…。非常に苦しい映画。
男の視点、女の視点、どっちの言い分も分かるよな。
こんな思いをしたことがあるカップルは世界中にいっぱいいるだろう、
たわいのない会話から険悪になってしまう空気。
すごく上手。
顔のアップが多い。

2018/08/06

Tinker Tailor Soldier Spy「裏切りのサーカス」



原題はTinker Tailor Soldier Spy。
原作者のジョン・ル・カレはイギリスの秘密情報部の人。

終始暗い画面。おじさんたちだらけ。
ずっと眼を凝らして、一字一句(字幕を)見逃さないようにしないと一瞬で「これだれ」「これどこ」「何これ」となる。
分かりたいがために、観ている途中でネットも解説を読んだりなどして観た。
(そこまでして観る映画でもない感じだけど)
薄暗く埃っぽく青白い映像は、冷戦時代の雰囲気ある。

ゲイリー・オールドマンを観たのは「レオン」以来だ。
静かさと知的さをもつこの役はとても合っている。

2018/08/05

がんばれじゃがいも「オデッセイ」



火星にひとり取り残された宇宙飛行士。孤独に試行錯誤しているうちはそれなりに楽しく観れたが、後半救出劇が始まるととたんにおもしろくなくなりました。

持ち前の植物学者としての知識で水を発生させ、火星の赤い土でじゃがいもを育てる過程が印象深く、親近感も沸き、がんばれ、という気持ちにさせたがじゃがいもが大気にさらされ全滅してからは観る側もやる気を失ったよね。

もう少し困難があって、応援したくなるきもちにさせてくれてもいい。
一瞬だけ観ていた母が、宇宙に宇宙服で漂うシーンで、「手だけで壁つたってるけど飛ばされないの?命綱とかないのこれ?」と言っていた。

ロケ地はヨルダンのワディ・ラムというところだそう。行ってみたい。

2018/08/04

英国紳士の傘「キングスマン」



スパイ映画はいいですね。
コリン・ファースが好きです。
かっこいいわ~。
R-15なのでけっこうエグいので映像のキレはそのままでもう少し子ども向けにしてもおもしろかったのではないかと。
軽快な音楽の中で頭爆発したのが原爆のきのこ雲に見えてギョッとした。
トム・クルーズのスパイ映画ならもっと安心して観れた。
イギリス、アメリカ合作。
ブラックジョークが過ぎる。コリン・ファース帰ってこい…