2014/12/25

「ゴーン・ガール」

クリスマスはうちでDVDでも観ようと昨夜TSUTAYAに行ったら混んでいた。
そうだ、ゴーン・ガールを観に行こう、と棚にDVDを戻して帰った。
翌日、キャラメルポップコーンの匂いのするシアターへ。

シアターの誰もが今日がクリスマスだということを一瞬で忘れる内容だった。

うん、おもしろかった。最高。

人の印象、って分からない。
メディアの操作によって人の印象って変わりうる。
意図的に演出することもできるし(意図的に演出していると気づかれない)、一瞬の隙をつかれて悪い印象が拡散することも。
監督はデヴィッド・フィンチャー。
「ソーシャルネットワーク」は観てないけど「ゴーン・ガール」はSNSの危うさとそれに躍らされる人々をも嘲う内容になっている。
妻の失踪を発端に始まったちょっとうまくいってないカップルの物語がサイコスリラーに発展する。
妻、双子の妹、警官の女性、女性キャスター。
頭がキレる女性がたくさん出てくる。そのわりに、男ってのはぼーっとしてるものだ。
セクシーな服の女性にはころっと騙される。

ベン・アフレックを久しぶりに見た。太っているのかな?ナイスキャラクターでアメリカ人男性ならだれもが自分と彼を重ねられるんじゃないか。
妻=ゴーン・ガールの女優さん。
予告の作り方が非常にうまい。この彼女にあまり注目いかないようになっている。
年の瀬にクールな映画を観れてよかった。

2014/12/11

「ある朝スウプは」

TSUTAYAで何の気なしに見ていたら目にとまった。
ある朝スウプは

2004年ぴあフィルムフェスティバルグランプリを受賞。

電車で発作を起こしパニック障害と診断されてから家にいる男。
病院の薬を飲むよりもやがて新興宗教に頼り始めた。
同居する彼女もまた次の仕事がなかなか決まらず不安と焦りをかかえながら男を支えようとする。


とりたててなんてことのない食卓の風景、なにげない会話、笑顔が、あんなにも大切だった。
ことに気付く。
トイレのシーンが印象的だった。
「世界はいま…自分の中にカルマがたまってる、浄化したい」と言って一歩も下がらない男に
「世界とか大きすぎるのよ。具体的に言って。あなたはどうしたいの!」

彼女は変わってしまった男とただいっしょにいたくて、いっしょにいたいという。
いっしょにいたいと思ったからいっしょにいてきた、いまもいっしょにいる、
そのことがそんなにつらくむずかしくなってしまうってこと、どんな他人同士にもあるんだろう。でもなぜなんだろう。修復できるの…?

この映画の製作年(2004年)もう10年も前なんだね。
震災後に撮った映画みたい。
世の中は何も変わってないよ。みんな心のよりどころをさがしてる。
最後の食卓の風景。彼女の顔に光がさしているのは明るい意味なんだろう。

2014/12/10

甘酒のホットケーキ


見づらい画像ですがホットケーキをおやつに持参しました。

卵、砂糖なし
ホットケーキミックスはけっこう甘いからなぁ。
はちみつ、メープルシロップなしでも甘酒のおかげで十分甘い。
甘酒は煮物やお菓子作りにも重宝する。

他材料はお水か豆乳、ヨーグルト。
ふわふわしてる。思えばこんなにうまくホットケーキを焼けたことはないかもしれない。
プルーンかバナナを混ぜ込むのがブーム。

「軽蔑」

軽蔑 [DVD]
軽蔑 [DVD]

監督ジャン=リュック・ゴダールとブリジット・バルドーの映画。

「軽蔑」という感情がテーマ。
ややこしいすれちがい…。ことばのゆきちがい…。
ちょっとなんだか今日は集中できず流し観する形になって深く理解できなかったかもしれない。

ブリジット・バルドーのお尻はきれいね。
そして、青いいす、赤いソファ、赤いバスタオル、白いバスタオル、黄色いバスローブがvivid。
バルドーのブロンド。黒いウィッグ。

カリブ島の青い海と空と照りつける太陽とこんがり焼けた地面を感じることができる。
アメリカ人の男が最高に嫌な風に描かれている。アメリカへの軽蔑をも感じる映画。
音楽がいい。

2014/12/03

ドライフルーツの水煮


Simple Life Journalさんをまねて、ドライフルーツの水煮を作った。

まず材料集め。
ドライいちじく(だいすき)
プルーン
くるみ
アーモンド

好きなものを集めた。

香辛料は
シナモンスティック
カルダモン

適当な大きさに切り、鍋でふつふつと煮ていただく。
ナッツは煮ても香ばしく、ドライフルーツの酸味と甘みが煮汁までおいしくしてる♡
苦手なオートミールもこれに加えたらおいしく食べられそう。
キヌアも加えていいかも。

「クレイジーホース・パリ」

クレイジーホース・パリ 夜の宝石たち
クレイジーホース・パリ 夜の宝石たち 【通常版】 [DVD]

部屋で観るときは夜に。
真っ暗にして観るのが正解。

昼間っから観てしまった。アウ―。

大画面で観たい映画かも。

クレイジー・ホース。フランスのShow Bar。
女性のボディラインの美しさに、見とれる。
ドキュメンタリーながら、ショーのシーンが流れ、疲れず飽きずに楽しめる。

スキンヘッドの芸術監督の男がいいこと言うんだ。
容姿の良しあしは関係ない。
むしろ自分に自信を持っている子はステージで映えない。
若いときは誰でも美しいもの。
コンプレックスをもっていても懸命に努力する子が輝くことができるし、人々を魅せることができる。
そんな女性を称賛したい。
彼女たちへの称賛は地球上の愛をもってしても足りない。
と。

よくしゃべる監督と、スキンヘッドの彼も男だけれど、女性の美しさへの賛美や尊敬がこのショーを作り上げている。
男は女から生まれてきたことをなぜか感じたな。

自らの仕事に妥協したくなく、主張するフランス人たちのしごとぶり。強烈だよね。

ショーでは体にいろんな形の照明があたって、というのが多いんだけど、
実物をみたらどんなに綺麗だろう。
ロープに宙づりになってソロで踊る女性はかっこよかった。