2011/10/14

「酔いがさめたら、うちに帰ろう。」


出演・浅野忠信 永作博美

「毎日かあさん」で有名な漫画家西原理恵子さんの元夫で戦場カメラマンの故鴨志田穣さんの自伝の映画化。

浅野忠信の映画でつまらないものを引き当てることに関しては私は天才だ…。
それでもまた何度でも浅野忠信に挑戦するが、そろそろこの人私無理だと気が付いた…。
アルコール依存症で閉鎖病棟へ入院するが入院生活って本当にこんな感じなんだろうなと思う妙にリアリティーがある。

お医者さんが「この病気が他の病気と決定的に違うところは、誰も本当には同情してくれないところなんです、医者でさえも」と言う。
患者は自分の身体に対して薄らぼんやりした感情しかなく
家族は胸をしぼりとられるような思いを何度も味わって
妻の永作博美が、「生きていさえすればいいよ、どんな悲惨な人生でも」と笑いかけるけど玉ねぎを切りながら、ずっと堪えていた涙が溢れてきて声を上げて泣いてしまう。
玉ねぎで目が沁みて涙が出てくると、悲しい気持ちも「出てきていいよー」というサインをもらったみたいに、あとからあとから出てきて止まらなくなる、そういうことよくある。
もっとまじめに見てたらぐっと来たんだろうが退屈した。
たぶん本の方を先に読んだらよかった。

2011/10/07

「モテキ」



めちゃおもしろかった!
ドラマもおもしろかったけど、
映画も期待を裏切らないおもしろさで森山未来のダンスがまた観れただけでも最高。

真木よう子がいちばん綺麗です。もっと出てきてほしかったけどメインは長沢まさみだったよ。
自分の実体験とリンクする事がほとんどなく、あまり感情移入しないのが非リア充なのか?だめじゃん。
好きになりかけている、もしかしたらこの人としちゃうかもしれないという時期が恋愛の一番楽しいところ。
幸世は成長したかと思ったけれど卑屈なところはまだ残っていて、本当にすきなのかどうか疑わしいところがまだ幻の恋心抱いているのか、と思う。口下手男の気持ちを代弁するかのように、いい具合に音楽が流れるのです。
そしてキス。
私もキスがしたいいいいうううう。

幸世。こいつしたいだけじゃん。どうして「好き→したい」ってすぐなるの?
スペックが低いくせに自分の事を好きでこっちに向かってくる女の事は受け入れられず。
めんどくせー男だな。でも起つんだ。