2017/05/13

「神経衰弱ぎりぎりの女たち」

神経衰弱ぎりぎりの女たち
神経衰弱ぎりぎりの女たち [DVD]

原題:Mujeres al borde de un ataque de nervios
(ムヘレス アルボルデ デウンアタゲ デネルビオス)
※Google翻訳の発音を聞き取った。あってるかなー。

Mujeres(女のひと)
de un ataque (攻撃の)
de nervios(神経衰弱)英語はnervous なんとなく分かる。

Hola!(オラ/こんにちは)
1988年のアルモドバル監督映画(スペインはマドリッドのとあるアパートメントが舞台)を観ました。

赤が強烈。赤が最高。赤い電話機に、青いライト。すてきなお部屋。
主人公のカルメン・マウラさん、現在71歳。びっくらこいた、当時42歳?
脚がきれいです。
「神経衰弱ぎりぎりの女たち」という原題直訳のあまりセンスのない邦題で、当然神経衰弱ぎりぎりの女たちばかりが出てくるのは想定内。渦中の男イヴァンはただのおっさんなところがちょうどよい。
これ、スペイン語が分かったらもっとおもしろかったかも、テンポが!(吹替えでもいいかも)
28歳のまだセクシーではないアントニオ・バンデラスも出てくるよ。

映画に登場するガスパチョを夏になったら作りたい!
ごくごくと飲んだら元気が出そう!

ガスパチョの材料

トマト
きゅうり
ピーマン
パプリカ
にんにく
塩こしょう
ビネガー
オリーブオイル
バケットの白い部分

「情婦」

情婦
情婦 [DVD]

観たことのある映画をもう一度借りてしまった。
冒頭で、あれ?と思い、10分観ても、あれ知っている…と思った。
ありまありま。

間違えたのはたぶん、情婦、というとんちんかんな邦題のせい。
原題は"Witness for the Prosecution"(検察証人)
私は自分の頭がそんなに悪くないと思うのに、ちょっと分からないところがある映画だけど、最後のどんでん返しはあまりの急さに頭がついていかず。
二回目でも会話の応酬とマレーネ・ディートリッヒの美しさにいっそう愉しめた。
このでぶちんの法廷弁護士が最高。いうこときかないから口うるさくなる看護師との掛け合い、エレベーターいすに乗って上下(笑)最高。
場面が少なく、モノクロなのに、こんなにおもしろい。
片眼鏡をチカチカさせて、人の顔にあて、様子を見る。嘘発見器みたい。色がないから光が効いてる。
私は重大な事実に気づいていなかったよ。