2018/06/29

カメレオン女優ケイト・ブランシェット「ブルージャスミン」



なかなか激しい性格の主人公だった。
いらんこと言ってしまったりして、その自己中心的なきつい性格をもう少しなんとかしないか、と呆れながら憎めないのは自分の中にもこの人のような片鱗があるからかな。
ケイト・ブランシェットさんの演技がスゴく、美人だけれど場面によっては醜く見えたりもする。

2018/06/22

アジアの路地を覗き見する

狭い細い路地を入っていくのが好きだ。
秘密裡な感じがして。
他に誰か歩いているときもあるし、誰にも会わないときもある。
自分自身が都市に隠れながら、道端の草や木や都市の生活を眺められる。

同じような撮り方ばかりだけど見てください。


岡山県倉敷市美観地区の路地。
夜が早い倉敷。


広島県尾道の坂の路地。


尾道の古民家ゲストハウスあなごのねどこ。(の路地のようなの)


広島県厳島の路地。日差しがカンカン。


インドネシア・ジャワ島のスラカルタ(ソロ)。
深夜鉄格子の門で閉じる路地。


韓国・ソウルの三清洞 Samcheongdongの路地。
もう少し探検したい。


ベトナム・ハノイの現役線路の路地。
玄関先(線路脇の石の上に)カセットコンロを出し肉を焼いていた。


ベトナム・ダナン。
社会主義の路地。


ベトナム・ダナン。
意外に遠くまで歩いてしまい暑さで脱水する路地。


ベトナム・ホイアン(旧市街・世界遺産)の日の出前の路地。

三谷幸喜ならもっと「ステキな金縛り」



ちょっと長いねぃ。
脚本家三谷幸喜の才能が枯れかけているのか、彼がおじさんになり回りくどくなってしまったか。
私の好みがあさっての方向へいっているからもうおもしろくないのか。
阿部寛さんをころさないでほしかった。

2018/06/14

日本の商店街

西日本旅行で各地の商店街を歩きました。
西日本の夏は暑いので、商店街があると日差しをしのげて便利だ。
絵的に気に入っているのは高松の丸亀町商店街と岡山表町商店街。
落ち着くのは倉敷のえびす通り商店街。


名古屋。円頓寺商店街。


倉敷。えびす通り商店街。


高松(香川)。丸亀町商店街。


尾道(広島)。尾道商店街。


岡山。表町商店街。


高知。はりまや橋商店街。


大阪。鶴橋商店街。


大阪。千日前商店街。

日本ひとり旅

旅行に行った。

よく考えないルート
名古屋→三重・松阪(立ち寄り)→滋賀(立ち寄り)→京都→奈良→大阪→岡山・倉敷→香川・高松→広島・尾道→呉(立ち寄り)→広島→岡山→東京(休けい)→千葉(休けい)→香川(高松素通り)→高知→愛媛(松山・道後温泉)→大阪→名古屋→帰宅





尾道の坂にいたねこ。

そんな家族なら崩壊しちゃえばいい「トウキョウソナタ」



リストラを家族に言えない夫。
家族の崩壊と再生の物語、らしい。
再生はしていない。壊れ方も不十分である。

2018/06/12

「海よりもまだ深く」




是枝フィーバー。
是枝監督!監督万歳!と言われると観たくなくなるあまのじゃく。 子どもの頃同様の団地に住んでいた、離婚した人にはぐっとくるかもしれない。
団地はそんなに懐かしくないし、離婚もしてないけどまあまあいい映画だったよ。
でももうちょっと風景の切り取りをも短くしてほしいな…。
台風のタコ公園で宝くじを探す親子3人を見て、これが最後の親子3人の図だと思ったよ。もう、いっしょにいれないんだ。
また樹木希林かいな、と毒づきながらもやっぱり凄い女優さん。

馬づらに憧れて「セックス・アンド・ザ・シティー」



ドラマは観たことない。
アメリカ人女性(や世界中の女性)が私の方がまだカワイイ、と思える要素をもっていることがサラ・ジェシカ・パーカーの魅力なのかもしれない。
顔は長いが声はカワイイのだ…。
親友が困ってたら、一緒になって悩むし、一緒に怒るし、一緒に解決しようとする姿勢は見習いたいね。

「別離」



難しかった。
イラン映画。

「映画 夜空はいつでも最高密度の青色だ」



台詞がなんだか変わっているなと思ったら詩集が原作らしい。
なんだこれと思いながら見続け、何か得られたわけでもないけど、きらいではない。
夜に誰も知った人のいない渋谷をブラブラしているときに感じる気持ちが、この映画とテンションが似ている。

「殿、利息でござる!」

「マイインターン」

ジャック・ニコルソンの「恋愛小説家」



一言多い、というか、ふた言、三言くらい余計な一言が多く、しかも内容がひどい小説家。
こんなんで恋愛小説を書いている。ぷぷぷぷぷ。
「最初ハンサムだと思ったのよ」と言うけれどジャック・ニコルソンがハンサムの範疇なんて1990年代はわけがわからないな、どっからどうみても、シャイニングなのに。
ゲイの隣人がいい。

人の上には裁判官がいる「約束 名張毒ぶどう酒事件死刑囚の生涯」


重苦しい気分になることは分かっていたけど観なきゃいけないと思って観た。

当時の映像を見ると、奥さんも愛人も毒殺され、その容疑が自分にかかっているというのに奥西さんはのらりくらりとしている。
会合で酒を飲むことを言い出した町長もまた、のらりくらりとしている。
小さな集落で起きた無差別殺人事件に対してなんだかよくわからなくて実感が沸かないのが本音かもしれない。
奥西さんは死刑宣告をされるその日を待ちながら57年間死刑囚として獄中にいた。私たちはこの名張毒ぶどう酒事件から一体何を学べばいいのか。
人の上に人はいなかったのでは。
人の上には裁判官がいる。

何だその口の利き方は!?「サバイバルファミリー」



天変地異が起きて電気が使えなくなったらどうするか?
真剣に考えさせようとしている!?いや、そうでもない感じ。
またどこかで小日向さんの「おまえはバカか!」とか「親に向かって何だ、その口の利き方は!」を観たいね。
発炎筒が役に立った。

「イヴ・サンローラン」



イヴ・サンローランの伝記映画。フランス作。
アンニュイな雰囲気で退屈しながら観た感じだけど。テラスの草花やインテリアが美しい。
恋人で支援者のピエール・ベルジュ氏は魅力的だ。
イブ・サンローランはなぜだか全然魅力的でない。
彼がフランス領だったアルジェリア(アフリカ・モロッコの隣)のオランの人とは知らなかった。
男と男の恋愛には、恋人が他の人とやるので激しく嫉妬し、自分も浮気したり、どちらかが(どちらも)セックス依存症であることが多い気がする。

もう少し売るそぶりを「ニューヨーク 眺めのいい部屋売ります」



もう少し売るそぶりをして…!
夫婦の掛け合いが秀逸。
私にもっと英語が理解できたなら、と思った。

アンジーの頬骨「マレフィセント」



子どもの頃読んだ「眠れる森の美女」の3人の妖精たちが悪意をもって?バカ女として描かれていてショックだったよ。
とても、映像が、美しいね。
メイクで頬骨が強調されていると分かっていても、アンジーの顔が怖かったよ。
大人の物語であった。

何をどうしたらいい「タクシードライバー」

 

かの有名な映画を初めて観た。
過激な思想に傾倒する犯罪者はこのようにして悪を悪で征しようとする。
困惑する内容だった。