2012/12/26

狭い世界から出て

私はいらなくなれば人から棄てられる人間なんだと思えば、
私を粗末に扱う人を引き寄せる。
その人は私の否定的なこころのあり様によって、私を棄てるように仕向けられている。

他人はやさしい台詞をはいてもそれはその場しのぎの嘘、
いつでも私を棄てるから心を開いて信用してはいけない、
私は自分の意思よりも人の欲求を優先させなければ一緒にはいられない、
そのようなネガティブな世界に対するイメージが、私を生きていたくなくする。

そのような捉え方の癖は今までの人間関係の中で身に付いた。その人間関係のベースは、幼い頃の親との関係の中で決まってきた。それは大人になるにつれ違和感になり、自分を苦しくし始めた。
しあわせになりたいのにそれを阻む考え方の歪みが私の内に住み着いてる。

自分のしたいようにしたり、他人の欲求に飲まれすぎないようにすると罪悪感を感じる。
悪いことしたかなとか、これでいいんだろうかとか、自分に素直になることがかえって自分を不安にし悲しくさせ苦い気持ちにさせた。
好きなものを好きという恥ずかしさ、好奇心を持つことの罪悪感、
しあわせに対する恐怖、そんな不思議、私の中での当たり前を追い出したい。それをゆっくり外していくこと、親は私がちゃんとしてないと許さなかったかもしれないけど、どんな私でもいいって言ってくれる人がいるはずで、私が自信をもって素直であれば、他人に優しくする前に自分にももっと優しくあれば、ネガティブな世界に対するイメージはだんだんと温かいものになっていく。
温かい人との出会いの中で、自分もしあわせになっていい、人を信じていい、そういうふうに思えるよう変わっていけたらな。

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