盗課の女性刑事に呼ばれ、事件当日の自分と彼の行動を話した。
調書を作成するらしい。
私も歩いているところが防犯カメラに映っている。
「防犯カメラの映像を見てもらうかもしれない」と聞かされていたが
「検事さんにまだ見せないでと言われました」とのことでなしになった。
ほっとした。
彼が犯罪を犯しているところを見るなんて嫌だ。
今度言われたら拒否したい。
刑事は綺麗な人だ。
まつ毛もネイルもサロンで手入れしている。
縦社会で男だらけの警察組織の中でがんばって生きているんだな、と勝手な想像をした。
私はこれまで警察とほぼ関わりなく暮らしてきた。
小さな窃盗事件にもこんなにやることがあるんだなと純粋に驚いていた。
証拠調べをしている横でなんとか不起訴(起訴猶予処分)になってほしいと思った。
その後は面会。
「起訴」Prosecution
「不起訴」Non-Prosecution
「検察官」Prosecutor
「釈放」release
専門用語を口頭で英語で伝えるのが難しいので手紙で書いてまた差し入れた。
私、発音を間違えていて、プロセクション、プロセクター、と言っていた。
(正しくはプロセキューション、プロセキューター。)
とにかく、本当のことを弁護士に話してよ。
裁判にかけられることになったら私はいなくなるから、と一旦書いたが消した。
彼は「弁護士は最近来ているのか?」と聞いてきた。
否認しているから来ないんじゃないか。呑気だなと思った。
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