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2021/01/29

アジアンドキュメンタリーズ

アジアンドキュメンタリーズで観た映画(ドキュメンタリー)の話。

「遠い愛を求めて タイの花嫁たち」という、デンマークの漁村に嫁いで暮らすタイ人女性たちのドキュメンタリーが観てみたくて、登録してそれから色々観ている。

ヘビーな内容が多いので心身に来るからそんなに毎日見れない。「タイの花嫁たち」はよかったし、他にも特に「プラスチック・チャイナ」「ザ・ピンクルーム」「世界で一番ゴッホを描いた男」「女王イメルダ」は観てよかった。知らないことがいっぱいある。

今まで観たの

「女王イメルダ -政界の果てしない闇‐」

「マザーランド 世界一いそがしい産科病院」

「母との別れ ー残酷で最大の愛-」

「アフリカの少年ブッダ」

「神の子たち」

「遠い愛を求めて タイの花嫁たち」

「秘境をぶっ飛ばせ!」

「世界で一番ゴッホを描いた男」

「プラスチック・チャイナ」

「ザ・ピンクルーム」

「私の名は、塩」

「街角の盗電師」

2020/07/06

「パラサイト~半地下の家族」

映画の日もレディースデーも映画1200円になってしまって、貧乏人にはつらいです。
久しぶりに映画を観に行った。ずっと観たいと思っていた。映画は19時からの上映だった。
最近夜に出かけることがほとんどなかった。
めんどくささとワクワクが半分くらい。

「パラサイト」を観て衝撃を受けた。
唖然にとられて口があんぐりしてしまうシーンが何度もあった。
裕福な家族にパラサイト(寄生)する家族は半地下に住んでいる。
その半地下の窓から見る世界(家族)とは。
それと対照的な、長く急な坂を上った丘の上にある邸宅の世界とは。
それからもうひとつの世界…。
幾度となく出てくる「階段」が韓国社会の階級のよう。

韓国のことはよくこれまでもニュースなどで見聞きする程度にしか知らない。
自殺が多いとか徴兵制がきついとか少子化であるとか受験に失敗するのは死を意味するに近いとか、日本とも似ているところがあるしもっと過酷なところもあって韓国の悩ましいニュースはときどき見聞きする。

韓国語のことばの響きは耳に心地よい。
この映画のコミカルなのにスリル&ホラーな雰囲気はすきだ。
特にジェシカ先生がすきだ。
とてもいい映画だ。

2019/06/06

「チェンナイ・エクスプレス」


歌とダンスのシーンを3~4回はさむとどうしても3時間はかかってしまう。そんなことはおかまいなし。
シャー・ルク・カーンは「菓子売りをしている平凡な男、しかも50歳」という役なのに
キレッキレッのダンスにとんでもない身体能力を持った優しく、強い、最強の男だ。
映画の中では最後まで
「菓子売りだし平凡だし」ということになっている、それがいい。
いつもバッグやリュックは軽そうだし、戦いのシーンでは必ず後ろにお供え物の屋台やアルミ缶や壷があるからひっくり返るのがお約束。
そして先が読めても、ついつい応援したくなるエンターテイメント映画。

主演女優さんディーピカー・パードゥコーン(覚えられない…)がめちゃくちゃかわいくてうっとり。
「オーム・シャンティ・オーム」でシャー・ルク・カーンと一緒に出ていてその時は若くてウブな感じだった。
カメラワークや風の使い方、愛の表現方法、カラフルな寺院、サリーの美しさ、風景の美しさも見れていい。
エンドロールで、「ラジニカーント」を讃える歌。
おお、ラジニカーント、インド映画界のスーパースター、神。
インド行ってみたいなぁ、でも怖いなー。

恋する輪廻 オーム・シャンティ・オーム
ムトゥ 踊るマハラジャ
きっと、うまくいく

2019/06/05

「きっと、うまくいく」


原題は3 iddiots。
10年以上前のインド映画だったんだ。
邦題、なんでアール・イズ・ウェル(All Izz well)にしなかったのか。
インド人はこれを見てゲラゲラ笑い、心の底から涙するんだと思う。
ちょっと下品なところがあるけど、いい映画。
最後は一緒になってランチョー!ランチョー!と言いたくなる。
「チャンチャルなんてへんな名前」という台詞が出てきて確かに変な名前だと思う、インド人にとっても変な名前なんだ。

最後に出てきた湖に行ってみたい。
ロケ地はカシミール地方のパンゴンツォというところだそう。

「ピエロがお前を嘲笑う」


難しかったけどドイツ映画なのでがんばって観た。
邦題はださい。
原題はWho Am I - Kein System ist sicher
タワーが出てくる、あれがベルリンなのね。
ハッカーの話だけど精神系で重苦しい気持ちになる。

2019/06/04

「幸せのレシピ」


キャサリン・ゼタ=ジョーンズのラブコメ。
こういう軽いテイストのが見たくて。

仕事一筋の美人シェフ、キャサリン・ゼタ=ジョーンズにおこがましくも、彼女に自分を重ねて観る。
彼女の相手、おおよそシェフらしくない髪の長い男はなんとなく「アナと雪の女王」のクリストフっぽい。王子様ではない普通っぽさと変人っぽさがいい。
2人ともシェフなので料理を作ったり食べたりするシーンが差し込まれてちょっとえろい。

2019/03/18

「SING」



一筋縄ではいかないキャラクターばかりでけっこうおもしろかった。副音声にして字幕で観た。
歌が上手いブタの主婦。家事をこなす彼女(仕事で疲れ果てた夫は家で寝るだけ)が妹みたいで泣けた。
歌が上手いゴリラの青年。声優は誰なんだろ?と思ったら、キングスマンシリーズのタロン・エガートンさんであった。とてもいい声をしている。

2019/03/01

「この世に私の居場所なんてない」

深刻ではない映画が観たいと言ったら、おすすめされて観た。

深刻だった。
ジャンルは、コメディー・クライム・スリラーらしく、その意味では笑っていいのか怖がっていいのかも判ってなかった。全然おもしろくない。

2019/02/21

「ボヘミアン・ラプソディー」



クイーン全盛期、私は3歳。
よく知らない。
映画とてもよかった。胸が張り裂けそうだった。

ちいさめの映画館で音が前からしか聴こえてこなかったから、IMAXで観た方がもっとよかった。
リピーターが多いようだった。
黙って座って観ているだけなのも変な感じだった。
クイーンのメンバー4人はそっっっくりで、特に細かなカーリーヘアーのブライアン・メイ役の俳優さんなんて生き写しだった。
帰ってきてからYoutubeでクイーンの演奏を観たら背が高くうつむきがちな弾き方もまったく同じだった。

私は音楽のライブに一度も行ったことがないけど、ライブエイドのあの会場に居合わせた何十万人の人たちは幸せだったろう。私もそこに居合わせたかった。

ひとりのときのフレディ・マーキュリーはとても内向的で、さびしくて、孤独だった。
どうしたかな、、埋まらないのね、何か、何だろうかね。
愛した人メアリーが、信頼する人がいて、家族みたいなバンドメンバーがいて、十分でしょ、と言う。
十分、の意味。
十分と感じられない人にとっての十分とは。


帰り道興奮が冷めず口ずさみながら人混みの池袋を歩いた。
翌日、Youtubeでライブエイドのライブ映像を観た。

2019/02/03

「ロード・オブ・ウォー」



ホステルのNetflixで観ました。

銃の売買を仕事にしている男の物語(実話ベース)で、そういう人が、結果的に戦争を誘発しているのではないか、という内容でした。

ニコラス・ケイジの映画を初めて観たかもしれない。ウクライナ人の設定でしたが、なんだかウクライナ人ぽくないような(ウクライナ人がどんなかは知らない)思いっきりアメリカ人のような気もした。
けれども、画面がコロコロと場所と時が変わるので、旅行に行きたい気分にちょうどよかった。

この人、どうして結婚したのかな、と思う。抱えているさびしさ、生まれた瞬間から芽生えていたような心の中のぽっかりした穴を、綺麗なだけの女の人が埋めてくれるなんて、とうてい思ってなかったはずだし、銃とともにだけ生きる孤独で冷酷な人間に思えた。
家族を失っても全然懲りなくて、銃の仕事をやめません。

そして、タイトルのロードは road ではなくて、君主、王という意味の lord だそうで、戦争指導者という意味でした。
まさしく裏で誰が戦争をさせているのか、と考えると武器を売買させる商人ではないか、と問題提起されていました。この商人の得意顧客が、戦争をしかけたい国だし。

映画最後のメッセージは、
5 top countries providing guns are United States, England, France, Russia and China.
武器供給国の主要5ヶ国は、アメリカ、イギリス、フランス、ロシア、中国である。

これは私の英語ですが、本当はもっと難しい言い回しで、「最大の武器供給者である米英露仏中の5か国は、国連安保理の常任理事国でもある」と言っていました。

2019/02/02

「パッドマン 5億人の女性を救った男」



「パッドマン」を観た。

安価で清潔なナプキン作製に奮闘した実在のインド人男性の物語。
(内容やキャラクターは誇張されている、と最初にメッセージが出た)

妻は汚い布を生理用の当て布として使っていた…。
インドだと、生理のときは女の人は外で寝るみたい…。
たいへん…。
まだ男尊女卑が根強いと思うインドでこういう映画を作るのか、と驚きだった。
社会的な問題に切り込んでいて
ラクシュミが前向きで元気が出る。
私は男の人とも女の人ともほぼ生理の話をしたことはない。
今日生理だよ、って言うくらい。
これを観たよ、と何人かに言ったけど、やっぱりちょっとすすめにくい。

2019/01/13

「素晴らしきかな、人生」



ウィル・スミスの映画。
仰々しいタイトルだ。

子どもの死をきっかけに抑うつに陥った男が自分を取り戻す、というような話かな。
何を描きたいのかは分かるんだけど脚本がよくないのか見せ方が下手くそな映画だね。

キーラ・ナイトレイがびっくりするくらいブス。どうしたのだろう。

2018/11/21

「カメラを止めるな!」



「カメラを止めるな!」観ました。
最高だった。今年観た映画の中でぶっちぎり一番と思った。

最初わたしは一体何を見せられているのだろう?もしかしてチョイスを間違えた?と思ったのだけど、中盤に怒涛の方向転換があって目が覚め、わたしやっぱり映像が好きだわ、と思った。
最後感動すらしていた。
アドレナリンが超出た。
観る人をこんなに感情の変化に陥れる映画はない。
主演の俳優さんの口がだらしないところがすごくいい。
でもこのテンションで他の人にも勧めたら、ドン引きするかもしれないから、
一人で盛り上がるのが正しい。
猛烈な拍手をして席を立ちたかったけど、誰もしないからしーんとしたまま劇場を出た。
でもよだれが出そうな一体感があった。同じ時間同じ場所に居合わせた他の人も私と同じようにみんなケタケタ笑っていたんだもの。

2018/10/30

「王様のためのホログラム」



「サウジアラビアに飛ばされたビジネスマンが砂漠の真ん中で困難に出遭う」
こんなあらすじ紹介を読んで、観たいと思った。(こんなんで観たいと思う人は少ないだろう)
その願望はだいたいかなえられた。
そうではない人には?????な映画。
人によっては怒り出すレベルの「観るだけ損」な映画かもしれない。
混沌としたアラブ、異国情緒とかもあんまりないので、肩透かしをくらう感じだ。
でも、砂漠やラクダや無機質な病院、出張でしか泊まらないようなホテル。ガラス張りのビル。
最後にはサウジの海、魚が出てくる。
頭がぼーっとしている人には癒しになるかもしれない。

「パディントン2」



一作目は子ども向け。2作目の方が好きになった。
パディントンが無実の罪で刑務所に入っちゃって、あんまり家族は出てこないのかな?と思ったら、やっぱりみんなが協力してくれる。
家族の人たちがよい。特にお父さんが好きかな。
パディントンは熊だけど、移民問題や人種差別、世の中を風刺しているとも思える。
ヒュー・グラントは最近観た「マダム・フローレンス」にも出ていたけど深みのない役者さんだなって思う。
一瞬若い頃の写真がたくさん並んでいるシーンが出てくるけど超男前。

「ラ・ラ・ランド」



冒頭のハイウェイのミュージカルシーンは好きなので何回も観ている。
アメリカ西海岸の人たちからしてみたら、ロサンゼルスのハイウェイや、ハリウッドのグリフィス天文台なんてべたすぎてオエーって感じなのかもしれないけど、
色彩に注目して観るとおもしろい。
とてもキラキラして夢の中のような映画だけど見終わった後は気分を落ち込ませる。
プールのあるパーティのシーンで黄色いドレスを着ているミアと、全然趣味じゃない音楽を奏でるセブが再会するシーンが好き。

2018/10/06

”コカイン中毒者に友だちはいない”「ハーフネルソン」



多かれ少なかれライアンのかっこよさを期待していたのでした。
やっぱりぜんぜんかっこよくない役っ。

麻薬常習者であることを生徒の一人に見つかって、2人に友情が芽生える。
そうは言っても心温まる物語ってわけでもなく、先生は授業中に鼻から血出るし、ドレイ
ドレイは利発な子だけどもドラッグが身近にある環境で悪いやつに染められそうになる。
微妙な空気がよい。
途中ちょっと退屈。
画面がふらふらするのが、「ブルーバレンタイン」に似ていた。

2018/10/04

「イミテーション・ゲーム~エニグマと天才数学者の秘密」



第二次世界大戦中、暗号解読に挑んだイギリスの天才数学者アラン・チューリング。
アラン・チューリングはコンピュータの原型といわれるものを作った人だが生前はその業績がたたえられることなく自死した。

最近観た「裏切りのサーカス」と同じ戦時中という時代背景が同じなので参考になった。

ベネディクト・カンバーバッチ演じるチューリングはとっても変わり者。
コミュニケーションに難ありだけど絶対的自信をもってエニグマを作り出す。
天才がゆえに嫌味ったらしいところもがあるチューリング。
カンバーバッチさんがいいね。
一時は結婚をしともに暗号解読の仕事にもかかわっていた女性ジョーン(キーラ・ナイトレイ)この人がいてよかったね、と思う。親友なのにそれ以上近くはなれない関係性が哀しい。
情熱と生きづらさ。イカレぎみの孤独な数学者の、ぽつんとした青い眼。

「キングスマン」「裏切りのサーカス」に出ていたマーク・ストロングさん。この人は声が好きかも。「キングスマン」での教官シーンは、この映画の試験のシーンのパロディぽかった。ほんでこの人は完全にはげている方がかっこいい。

2018/10/02

”こんな仕事やめれ”「そこのみにて光輝く」



録画しておいたのを観るまで腰が重かった。
今年観た中でナンバー1かもしれない。

時代が現代っぽいんだけど、少しだけ昔で1970~80年代だと思う。舞台は函館。
原作者の人は函館の作家で佐藤泰志、理由はわからないけど1990年に自殺した。

悲惨な環境にある人々の物語なんだけれども、居心地が悪いけれどえいっと飛び出していけない沼にずぶずぶ浸かっているような、ときどきジリジリとして変わりたいって思う、でも自分はここにしかいれない、どうしょうもない、そんな焦りと諦めと混じったような、そんな空気がある映画。
菅田将暉が明るくておしゃべりな男の子なんだけれども、彼がいるから、ずしーんと重苦しくなく、観れる映画でした。(いやそれでも重苦しいといえば重苦しい)
映画のパッケージはラストシーンかな、朝日(だったと思う)をバックに浜辺を歩いてくんだけど彼女が振り返ると彼は後ろに日を背負っているから逆光でたぶん表情は見えない。この先ちょっとは希望があるんじゃない、というのが描かれているのかと思う。