2012/12/29

灰色の目

この世はこんなにも鮮やかだったと気が付いたのは中央線だった。

人を好きになってそれまで灰色していた世界に色がついてしまった。
それはきけんな色だった。

私はうれしくもあり、未知なるしあわせに戸惑いを感じたものだった。
しあわせになっていいのかどうかと。
中央線に座れずに窓越しに立ち、走り去る街並みを眺めてさ、
この世が灰色のままならよかったかとか考えて、
よろこびもない代わりに心がねじれるようなこともない方がよかったって考えて。

2012/12/26

狭い世界から出て

私はいらなくなれば人から棄てられる人間なんだと思えば、
私を粗末に扱う人を引き寄せる。
その人は私の否定的なこころのあり様によって、私を棄てるように仕向けられている。

他人はやさしい台詞をはいてもそれはその場しのぎの嘘、
いつでも私を棄てるから心を開いて信用してはいけない、
私は自分の意思よりも人の欲求を優先させなければ一緒にはいられない、
そのようなネガティブな世界に対するイメージが、私を生きていたくなくする。

そのような捉え方の癖は今までの人間関係の中で身に付いた。その人間関係のベースは、幼い頃の親との関係の中で決まってきた。それは大人になるにつれ違和感になり、自分を苦しくし始めた。
しあわせになりたいのにそれを阻む考え方の歪みが私の内に住み着いてる。

自分のしたいようにしたり、他人の欲求に飲まれすぎないようにすると罪悪感を感じる。
悪いことしたかなとか、これでいいんだろうかとか、自分に素直になることがかえって自分を不安にし悲しくさせ苦い気持ちにさせた。
好きなものを好きという恥ずかしさ、好奇心を持つことの罪悪感、
しあわせに対する恐怖、そんな不思議、私の中での当たり前を追い出したい。それをゆっくり外していくこと、親は私がちゃんとしてないと許さなかったかもしれないけど、どんな私でもいいって言ってくれる人がいるはずで、私が自信をもって素直であれば、他人に優しくする前に自分にももっと優しくあれば、ネガティブな世界に対するイメージはだんだんと温かいものになっていく。
温かい人との出会いの中で、自分もしあわせになっていい、人を信じていい、そういうふうに思えるよう変わっていけたらな。

2012/12/20

結婚すること

妹の結婚式を見て、私は結婚しないだろう、と今一度思った…

式はしない、人からあんなに注目されたら私は不安で死んでしまう…
人を好きになる、また恋をすることはあるだろうかと思ったとき、ないかなってちょっと思う。

お互いに必要とし合う人、いっしょに暮らしたい人が現れるだろうか。
たぶん、むりなんじゃないか。

泣いたり傷ついたりもうやなんだよー

40歳、50歳になってひとりはいやだけど
私はむりなんじゃないか、と思う!
60歳くらいになってまだひとりだったらさすがに慣れるかなと期待しつつ
そのときもいつかはしたいと思ってるかな。

妹の結婚式がありました

東京らしいところがいいということでお台場でやりました。
おばあちゃんはひと月前に転んで手首を骨折したけどがんばって来てくれた。いとこも赤ちゃん連れて来てくれました。
二人の会社の人たち、大学時代のお友達、みんな全国各地から来てくれました。 あちらのお父さんはチャペルですでに泣いてました。
お父さんはお話好きで、スピーチもいちばん上手でした。 妹は、かわいかったです。
妹もダイエットしたしドレスもめちゃかわいいのを選びました。ピンクのカクテルドレスもおっきなリボンがついよく似合ってました。
彼も最初グレーのタキシードにすると言ってたみたいだけど白が似合ってよかった…!
私はさして愛想もできなかったが紫色の着物を着ました…
お色直しの前にエスコートする役目を仰せつかっていたのであまり着物が苦しかったらどうしようか、酒を飲みすぎないようにしないと、と心配してましたがちゃんとできました…ふう。 手紙を読むとき、妹は泣いてました。特に私のことを読むときは言葉に詰まって、あちらの叔父さんががんばれ!って言ってくれてました。一番上の叔父さんはすらっとした白髪でいちばん男前でした。 正月に二人と式の話をするのが楽しみだ…。
新婚旅行の写真も見せてくれるかな?私はスマホで first bite してる動画を撮ったのでそれを見せてあげるのが楽しみ。 最後に…式を盛り上げてくれたパラッツォ・エマーレのみなさん、ほんとうにありがとうございました〓





2012/12/14

篠山紀信展 写真力 @オペラシティ

篠山紀信の写真展を観に行きました。

ディズニーランドの写真があった。ミッキーやミニーやらグーフィーやら…なんでこんなにひたすらミッキー達を撮るのかなと思ったけど見慣れているディズニーの写真を見ているうちに「嘘の嘘は本当」と言った篠山の言葉の意味がどういうことなんだろう?と不思議に思えてきた。
嘘っぱちで虚構のかたまりであるミッキーを私たち日本人はとにかく大好きで、ディズニーランドは偽りの世界の際たるものとして色鮮やかな色彩を放っている、満面の笑みをたたえたミッキーの顔はぴくりともしないが確かに笑っていて、私たちをも笑顔にさせる力をもっている。それもまた真実だと気付く。

その他には、1995年の大相撲の写真がありました。
迫力と奥行きがすごくて力士ひとりひとりの瞳に熱いものがあった。1995年といえば貴乃花、若乃花、小錦もいて相撲界が盛り上がっていた時代だったんだと思う。きっと写真の神様が降りて来た瞬間だったんだろうと思った。

一緒に行った母は板東玉三郎の歌舞伎姿が特に気に入っていた。篠山紀信はこの人の妖しさに魅せられたくさん写真を撮っています。確かに…この人だけ格別に妖しく、撮りたくなる美しさが分かる。
虚構に真剣になるという、嘘の中の真実が垣間見えた。

最後に、東北の各地を回って撮影した人々の写真もありました。
一般の人々の素の姿をとらえている篠山紀信ぽくないものだった。
後ろにはぼんやりとだけど半壊した家や瓦礫が写っていた。
あー、このお母さんは、きっと優しいお母さんなんだろうな、涙や不安を見せないように気丈にしているけど息子が心配で仕方がなかっただろうなと物語が見えてくるようだった。

2012/12/12

田中慎弥「共喰い」

共喰い

読みました。
純文学ってこういうホンをいうのか。
田中慎弥さんの芥川賞受賞会見でのひねくれ感を見てこの人嫌いじゃないと思った。
が田中さんと付き合ったら目を見て話をしてくれなさそう。シャイで。愛してる?と聞いても「ん」しか言わなそう。
…。
小説は暗かった。
釣りが好きなようだ…。途中で魚の漢字が読めなくなった…。私が生まれるもっと前の昭和ぽかった。
性や暴力の表現は読み慣れているから嫌悪感はなかったが(お母さんが読んだら「女を何だと思ってるの!」と怒り出しそうだ)
緻密な心理描写を期待していた私にはとっつきにくい小説でした。

2012/12/11

「サイタマノラッパー」

SR サイタマノラッパー [DVD]

監督 入江悠

スマホアプリのリズムシさんシリーズの「ラップムシ」でたまにあそんでいるけど
ラップのキーワードといえば
なかま。ともだち。オレたち。
こどく。こども。ゆめたくし。
きずな。HEY YO。

サイタマノラッパーは、はるかかなたすぎて思い出せない私の青春とはオーバーラップしなかったがイタさは伝わって来た。 会議室で大人相手にラップを披露し年金払ってねーYOと歌い、目が点の町場の職員たち…。
あなたたちの職業はなんですか?
…ニートっす!
マイブロといえばmy brotherではなく畑で育てているブロッコリー。ブロッコリーが一大収入源なのだ!
大切なのは、なかま、ゆめ、きぼうではなく、ブロだった…現実。

8000マイル向こうのアメリカの音楽を聴き、とりま東京へ行きたい若者の青さ。純粋さ。
なんとなくのダサさ。
同じ入江監督の「劇場版 ロックンロールは鳴り止まないっ」観るか微妙になった。
(「ヒミズ」の二階堂ふみさんが出ているんだよー。宮崎あおいを生きものがかりにした感じの。)

2012/12/10

Daft Punk "One More Time"

最近auのCMでOne More Timeが流れてる…!テンション上がるな。すごく懐かしい。

先生の部屋

先生の部屋にはソファが3脚か4脚かあって、私はどこに座ったらいいか分からなくなる。
先生は客人がいないときはドアを開けて手前のデスクに向かっていて、患者が来るとやさしくその名を呼び、招き入れ、やっぱり座る場所の分からない椅子に座らせ、自分は窓側のデスクに向かう。
帰るときはわざわざ歩いていってドアを開けて送り出してくれる。
こんなことされたことはない。
ドアのところで先生と横に立つから、だいたい175cmくらいあるのかなって見える。 ソファは上質な皮でできているみたいで柔らかくて、ゆったりと身体を沈められるようになっているけど私は一度も背もたれに背を付けたことはない。 先生は40代で(に見える)結婚している。
やさしい物腰で、アワアワ言ってる私の台詞を反復しながらまとめるから、分かってもらえた気になる人は多いと思う。
きっと女性のファンもいっぱいいるんだろうなぁと推測する。
先生会いたさに病状が長引いてる人もいるかもしれない。 私も抱かれたいなぁって思った。
私のおじさん好きはほとんど病気といえる。
この深く沈むソファに乗ってきてくれてもいいよと思ったところで先生の左手薬指が目に入りあわてて壁一面の本棚の蔵書を盗み見たら、文庫本のようだった。
あとは本棚にちょこんとタイガーマスクのフィギュアがあった。
マントを風になびかせている。勇ましい。 知ってるよ。ここは先生の部屋じゃない。 いろいろ思いを巡らせてるうちに気が付いたけどドア開けて送り出しってのは診察時間短縮の技なのだろうし
あのドアはいつも先生が開けて先生が閉めるから患者の指紋はひとつもついていないのかもしれない。
私はドアノブの形さえ知らないんだ。
まあどうでもいいことだけど。

2012/12/09

アロマセラピスト

私が何をして自分がしあわせであるかはアロマセラピストとしての仕事ができているかどうかが大きいと感じた。
それがない私は、卵の腐ったのか床に落ちた陰毛か。そのくらいで。

::

1年ほど前「死人のようなセラピスト」と言われた。
今でも死人度はあまり変わっていないがセラピストと名乗る自分がセラピーを必要としているくらいだったとはそんな仕事やめた方がいいくらいだ。(誰もしあわせにしていないから)

お客さんの心を溶かすってどういうことなのか考えた。
お客さんの心にできる限り寄り添おうとすることは自分の心を溶かすことにもなっていた。
けっしてお客さんの心を溶かせた、とは思わない。寄り添えたとは思わない。けど
寄り添おうとする力が、お客さんの心を動かす。
手はいやというほど気持ちを伝えてしまうからねぇ。
この仕事には向き不向きがあるかなとは思う。努力で補えることもあるかなとは思うけど
端からセンスがあるかないかもちょこっと関係あるかなとは思う。
初心者の練習台になったことがあるけど、まったくの素人に体を触られることは恐怖だ。
つぼのズレてるところを力いっぱい押すからねぇ。
センスのあるかないかはそのくらいの時点で分かるんだと思う。
へたでもセンスのある人だと。

アロマの学校の先生の言葉をたびたび思い出す。
授業中、先生のでんわが鳴って授業が一時中断したとき、私はモデルの女性の背中にタオルをかけた。
中断している間、裸の背中を出していれば寒いだろうから。

電話の後、先生はあなたはすてきなセラピストになれるわよ、と言ってくれた。
ちょっとした気遣いの気持ちがあればすてきなセラピストになれる、と。
当たり前のことがふとできること。
人に思いやりをもつことは教えてもらったらできることではなくて、小さな頃から、人間になったときから、
ちゃんと自分の心の中にもっているならできる、ということ。それを使う。

今でもそのことばのありがたさだけでセラピストをしていようと思えています。
私の接客だとが技術だとか話術、人となり…そういったことにはまったく自信がないものだから。

触れさせてもらえるのならどれだけしあわせだろう

今日はアロマトリートメントを施しました。
精油はユーカリ、レモン、コリアンダーをブレンドした。
お客さんにローズマリーとユーカリ(どちらも似ている)を嗅いでもらって
お客さんがユーカリがいい、と言ったのでこのブレンドになった。

1時間のコースだと全身を施術するには時間が足りない。あおむけ時の足かデコルテがどうしてもさらっとになってしまう。
時間内で足らせるのがプロなのだろうが…
お客さんの体のことを想い、その人のことだけを考え、その"てあて"だけに意識を集中させることのできる時間は自分にとっても大切な時間で
もう一度アロマセラピストになってお客様の体に触れさせてもらえるのならどれだけしあわせだろうと思った。

2012/12/07

しあわせ

うつ状態で冷静な判断をできないときそのときの焦燥感だけで自殺をしてしまうのはとてももったいない。

生きていさえすればいい、ということがある。

人間は、すべての動物は、しあわせになるために生きている。

2012/12/03

刺すような冷気の夜空を
見上げたら、あぁーっお月さまがきれーだなーと思い
オリオン座も前よりももっと高い位置にきらきら光っていた。

2012/12/01

0時の満員電車

私は仕事帰りで酒など一滴も飲んでいないのに
アルコールの発酵した匂いが充満する週末の午前0時の地下鉄で
どうしたらしあわせになれるのか
考えた。

2012/11/26

駅まで行く

冷たい雨が降っていて私は傘がなく
ほんの少しの道を駅まで歩くのにマフラーを頭に巻いていたら
駅まで行く?と傘に入ったらどうというしぐさで声をかけられた。

初老のサラリーマンだった。
めがねで細身で。笑顔だった。
都会の真ん中で頭にマフラーをしているはずかしさから私は笑って
大丈夫です、とその人から遠ざかったけれど
すてきな人だなと思った。
久しぶりに胸キュン(古い)した。

2012/11/17

People In The Box 土曜日 / 待合室

朝、蒸気のような雨が吹きつけて
通りは輝きだした
目の褪せたサイコロを振って
思い出の街を行く
光の駅のホームで 僕は始発を待った
寝て起きると そこに君がいたらいいな
足音は溶けていく 色の消えた空に
もし明日が来るのなら とても悲しいな
もう、やめようよ って袖を引いてくれて
ありがとう でも
あと一錠だけ でも
あと一錠だけ

そびえ立つ陽炎 顔の無い人々
君のパパが建てた高いビル
すべての窓がふたりをのぞき込んで
いっせーのーせっ で歌い始めた
君はカメラを逆さに構え自分に向けた
何が見える?
誰かと目が合って離れない
口を開けて 君の宇宙を見せて ほらね
言葉のない秘密は とてもやかましい
世界中に電話 鳴る
僕は、君は、出ない
音もなく 雨が降る
僕はいない
君はいない

2012/11/15

「めまい」

めまい ― コレクターズ・エディション [DVD]

ジェームス・スチュワート キム・ノヴァク 監督・アルフレッド・ヒッチコック 
1958年作。

高所恐怖症を理由に警官を退職した男が、旧友にその妻を尾行することを依頼される。何かにとり付かれているような彼女を尾行するうちに男は彼女の虜になってしまう…。

おもしろそうでしょ?しかも見てよこのオレンジ。ナウいでしょ。

ヒッチコックの世界に一気に引き込まれた。
舞台はサンフランシスコ。
名所ゴールデンゲートブリッジ。時代は違えど住んでいたことがあるので台詞に出てきたコイト・タワー、エンバーカデロもだいたいの位置が分かって楽しく見れた。
サンフランシスコ特融の傾斜の激しい坂道。

尾行される女性キム・ノヴァクが美しい。凛とした眉も唇もほほ紅も、観ている側も一目で恋をしてしまうよ。
主人公ジェームス・スチュワートも背が高く紳士ですてきだ。
前半はロマンチックでミステリアスな雰囲気。何かが起こりそうな危うさを感じさせながら物語が進んでいく。そして終盤には…。

階段を上から撮りぐるぐると渦巻く描写はめまい。
台詞のいらない映像、色使い、音楽、アニメーション。とてもおしゃれでかっこいい上に無駄がない、どきどきする物語だった。"Vertigo" is quite dope and one of the best movie I have ever seen.

2012/11/12

この汁を飲みながら死んでいきたい

今公開している料理研究家辰巳芳子さんのドキュメンタリー「天のしずく」の予告を見て
図書館でこの方の本を借りてきた。



あなたのために―いのちを支えるスープ
辰巳 芳子
4579208250

すべてのスープ(洋風、和風、おみそ汁やポタージュ)は美しく系統化されている。
料理本らしくないこの本の四角くうつくしいグラデーションの表紙はスープの体系をあらわしている。
辰巳芳子さんは話しぶりも、本の文章もとてもほがらかで美しい書き方をする。
料理の手順に関してはとても厳しくやさしい。
愛する人においしいものを食べさせたい。あなたのためにそうしたい。私はいつもそう思っているけど。
料理はやっぱり愛情がなくてはね。愛情。

辰巳さんはお父様が嚥下障害になり毎日スープを作って食べさせ、そのスープから栄養を取らせた。
いのちを支えるスープということばはけっして大げさではないでしょ。
人間は(すべての動物は)食べることが生きること。
逆に言えば毎日口にする食べ物からしか栄養を取れない。だからこそ何を口にするかはとても大切でしょ。

私はすごく高カロリーなものを欲するときがある。
家に食べるものが何もなくて面倒で仕方がないがハラの減り具合に負けてコンビニで何か調達してくることも多い。
でもちゃんとした食事をしたいときは自分で作る。胃が自分の作ったものじゃないと満足しないの。

::

1ページ目に出てくる玄米スープを作ってみた。
材料は炒った玄米、梅干し、昆布だけ。
辰巳芳子さんによると、あらゆる料理を食べてきた経験のある方にもあなたのあのスープがいちばんおいしかったと言ってもらえたり
もちろん病床のお父様に飲ませた、シンプルなスープ。
赤ちゃんからご老人、激務の人、いろんな方に勧められるスープだという。


この料理本の手順は五感を使って食材に意識を集中しないと作れないようになっている。
玄米を炒るとき「きつね色はやりすぎ、小麦色で」と書いてある…小麦色がどんな色か分からない。「何分くらい炒る」と書いていないのだ。
「1、2粒ぱちぱち弾け始めたら火を止める」そのニュアンスを感じ自分で信じてそのようにする。

できた玄米スープはほっこりした味がした。
人生の最期にこんなスープを口にしながら死んでいきたい。
他にも鶏のコンソメスープや野菜のポタージュの作り方も知ったので今度挑戦してみる。

2012/11/11

Video Letter

義理の弟が言うに、結婚式の二次会でビデオレターを流して新婦(妹)をサプライズさせたい、と。
だからおねぇちゃんも協力してください!と言われて

げー。か、彼らしい。。いらん提案を。。
いえいえすてきなサプライズですよ。。
私写真やビデオに撮られるのがすごくキライなんだけど。。
かわいい弟の頼みだからやるしかないね…!

主役は自分ぢゃないのだからなんてことのないことなのだがビビり。
ボイスメモに吹き込み練習するも、あのー、えー、が多く、主語と述語が合ってない。。で練習やめた…!

そのままの自分がぐちゃぐちゃならば、とりつくろったってもっとぐちゃぐちゃなんだ。

2012/11/10

Untitled

おしごと終わって外に出たらおなかが空いてることに気が付いた!
勤務時間が長すぎるべしッ…がんばったぞ★

おさいふの中見たら所持金740円。ここから電車賃をひいたら何も買えない!
深夜の西友だったら買えるかな?

2012/11/09

私の中の小さな子ども

あえて苦しい恋愛をして、恋愛が楽しくてしあわせなことがない。
その理由が何なのか考えたとき、私の中に
「私は誰かの特別にはなれない」
「私は人に大切にされるような人間じゃない」
という隠れた思い込みがあることに気付く。
自分を大切にしない・できない男の人と一緒にいてその関係が終わることは
「私は誰かの特別にはなれない」ことが本当である証明になる。
なぜ証明しなければいけないか。

「私は誰かの特別にはなれない」の奥に
「自分はしあわせになってはいけない」
「やっぱり自分は悪い人間だったんだ」
という低い自己肯定感がある。
それを証明できそうな行動を無意識に取ってしまう。
 自己肯定感があって他人からの承認に頼らなくても自分を保っていられる人間はそんなことはしない。  私の中に大人になってもまだ癒えない小さな女の子がいて
その子は、さみしいからおとうさんにぎゅっと抱きしめてほしい、私の存在をただ認めてほしいと言ってる。
幼い頃もらえなかった父からの愛情を恋人から貪り得る。
父との冷たい関係を恋人との関係の中でまた繰り返してる。  なんでいつも苦しいだけの恋愛ばかりで、どんどん自分の自信を失うような出来事ばかり起こるのか、訳がわからなかった。  「しあわせになっていいんだよ」
「人に大切にされる人間なんだよ」「悪い人間じゃないよ」
「おりこうさんじゃなくてもいいんだよ」
私は私の小さな子どもをぎゅっとしてさびしかったその気持ちを認めてあげる。
そうすれば、共依存的にならない、自立した関係の育むことのできる人間になれそうだ。 それに気が付くのにすごく時間がかかってる。

2012/11/04

はぎれのボンボン。



マルイで見たはぎれのボンボンゴムをまねて作ってみた。
猫のお尻みたいにふわふわでかわいいわー。

2012/11/02

ベジ料理・大豆ディップ

人さまにいやがられる料理の一つ、豆。
私はあんこやきなこ、正月の黒豆も作ったことがあるというキワモノなので豆をよく食べる。

今日は大豆のフムス的なディップ


この方のがおいしそうだったのでレシピはこれで。
大豆ディップでBLサンド。

できたてがおいしい。からしとお酢だけなのにすてきな風味。

2012/11/01

オリオン座

今夜は空気が澄んでやけに星がたくさん見えるなぁ、飛行機の灯りなのかな、と思って見上げていたら
夜空にオリオン座を見つけた。
きれいだった。

「バタフライ・エフェクト」

バタフライ・エフェクト プレミアム・エディション [DVD]

普段私があまり観ない感じのアメリカ映画を観ました。

切ない。

好きな人を幸せにしたい一心で、日記を通じて過去へ戻り新しい現実の上書きを試みるが
何度過去へ戻っても新しく塗り変えた現実は、一層悲惨になっていく。という話。

あのときこうしていれば、あのときああしていなければ、とは誰しも思うことで
今過ごしている現実が自分にとって不本意なものであっても、それをそうだと受け入れて生きていくしかないのね。

あのときあの店に行っていなければあなたには出会わなかった。
あのときあの角で曲らなければあの事件には遭遇しなかった。
あのときちゃんと話をしていたらあの人の苦悩する顔を見ることはなかった。

主人公エヴァンはアシュトン・カッチャー。(デミ・ムーアの元夫)きれいな男。
何度でも過去を塗り替えてどんな現実に直面しても、彼の周りにはそのときそのときで一応の助けてくれる人がいた。
 

2012/10/30

「生きてるものはいないのか」

生きてるものはいないのか [DVD]
「生きてるものはいないのか」を観た。
人がばったばったと死んでいく。だけ…!!
なんだコレ!?
何か重要な進展やなぜ死ぬのか具体的な解決があるかと思って
よおく会話を聴いてるけど何もなーいー…!
コレは誰が一番おもしろく苦しんで死ぬかの大会!?

ラストシーンの夕日がきれい。あれみんな死んだんじゃないか…あひとり生き残ってる…「ヒミズ」の染谷将太さん。
この人の存在は一度観たら忘れない。
低い声を出す。
夕日の中にいる姿がきれい。


なんかカワイイ絵が描いてある。

2012/10/27

バリコピ

バリ島のホテルの朝ごはんで飲んだコーヒーがとてもおいしかった。
普通のネスカフェのコーヒーだった。

これはインスタントのバリコピ(バリコーヒー)。
コーヒー粉が底に沈むまで待って上澄みだけを飲む。お砂糖たっぷりで超甘い。ミルクを垂らしてもイイ。
スーパーで買った。おいしいからもっと買ってくればよかった。

コーヒーがきもちわるくて飲めなかったはずなのに
先日、新宿の凡という有名な珈琲店に入ってみた。
アルタの横にあるシブい珈琲屋さん。
カウンターに座って何もすることがなかったので煎れている手さばきをずーっと見ていた。
お客さんからオーダーがある度に…(きもいねスイマセン。
それを見てたら、コーヒーを煎れるポットがほしくなった。フィルターを載せる部分のアレ。ドリッパー!がほしい。
自宅に戻りガス台の下からインスタントコーヒーを見つけてうれしくなった。飲んでみようかと思ったらカビていた。
CHEMEX コーヒーメーカー 6カップ
これはケメックスのコーヒーメーカー。理科の実験器具のようだ、小サイズ5600円。

ブラティスラヴァ世界絵本原画展 @ 千葉市美術館

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活字を読めないときでも絵本ならすぐにその世界に入っていくことができるから絵本が好き。
先日実家に帰ったときも、埃をかぶった「ちびくろ・さんぼ」を読んできた。

ブラティスラヴァ世界絵本原画展は チェコ・スロバキアだった時代から続く絵本の原画コンクールだそう。
ブラティスラヴァはスロバキアの首都の名前だそう。
とてもすてきな展示だった。
繊細なタッチの原画をまじかで観られた。
出版された本も横に置かれていたので大人もみな読みふけっていた。
私は子ども審査員賞を受賞したという日本人いまいあやのさんの「くつやのねこ」が一目で気に入った。

くつやのねこ
いまい あやの
4776404141

その日は雨でとても寒く、私の内側にも雨が降っていて、そんな気分だったから、あたらしい色とりどりのたくさんの絵本に触れることができて気持ちが穏やかになった。

2012/10/24

Klaus Kampert Photography

「希望の国」

公開後初めてのレディースデイだったこともあるし、雑誌・ニュースでよくこの映画の特集もしているので満席に近かった。みんなの関心の高さかな。
映画館でこんなに年齢層が高いのは珍しい、50才以上の男性が多いように思えた。

私は単純に園子温信者だからw
(奥さん神楽坂恵さんがちょうど同い年でこの人は普通の人をやれる普通じゃない女優さん)

映画自体は、すすり泣いている人と心地よいいびきをかいている人がいた。
そういう映画だった。
私はところどころ涙が出ちゃったけれど、一体どんな意図があってこういう映画にしたのか?よく分からなかった。
ハッピーエンドではないと聞いていたけどこの映画を福島で先行上映したという園監督…被災者の方からそれは厳しい意見が出ますわ。
映画が公開される頃には地震のことも原発の問題も風化していると思っていた、でもこの映画で再び語るきっかけをもってほしい、と園監督は言っていたけれど、
現実はこの映画の現実以上に悪化の一途だし
今人々が観たいもの、求めているものはこの映画ではないと感じた。

 「これは見えない戦争よ!見えない弾があっちにもこっちにもここにも飛び交っているの!」と防御服を着て暮らす妊婦のいずみ(神楽坂恵。
周りに好奇な目で見られるが、この人こそいちばん普通の感覚をもった人だと感じた。
私たちはどうしたらいいのかと思うね。
日本を捨ててどっか移住しますか。
食べ物をどうしますか。
被災者に何ができますか。
今、子どもたちは甲状腺の検査をしています。
私たちは生き延びるために何をどうしたらいいんだろう。
この映画に答えもないし希望もないし問題提起もないし私たちは自分の力で考えるしかないのね。

さいきん、本屋で園監督の本が何冊も出ている。西荻の4畳半で裸電球の下にいた時代が長かったと知った。
今売らないと!ないやらしさが垣間見えるが読みたい本が何冊か。

私はまた神楽坂恵さんのおっぱいが見たいです。
人々の気持ちは移ろいやすいものだけどその刹那に紛らわされない、のちのちまで残る映画を撮ってほしい。

2012/10/21

ガイドがくれた酒

ガイドにArak(アラック)ほしい?と言われて
1本だけと言ったが帰ってきて飲んでみたらうまい。
ペットボトルある?というから、どこかに連れて行かれて汲むのかと思ったらCCレモンのペットボトルに入れて持ってきてくれた。
「ぐるぐる巻きにすれば日本に持っていけるから」
「日本人だったら水割りにしてね。わたしはそのまま飲むけど」
30~40度はあるけど彼は毎晩ロックで飲んでいるようだった。

::

ウブドのホテルのプールサイドでビンタンビールを飲んでいたら至福のひとときしてたら、足の長い白人が、ビンタンどうしたの、と聞いてきた。部屋から持ってきたんだよ、というと(私の部屋は少しイイ部屋だったので冷蔵庫にあった)彼もビンタンを頼んでいた。ノマドというカフェがいいよと教えてくれた。
彼はアムステルダムからシンガポールに3泊してトレッキングをしていたそう。私はMonkey Forest St.はあまり好きじゃなく、ノマドの横の細い路地が気に入っていた。


2012/10/17

筋肉痛が遅れてやって来る @ Manik Organik

バリ島のサヌールでヨガをしました。

マニック・オーガニック
http://www.manikorganikbali.com/

ここは予約不要で始まる10分前に行けばよい。
朝晩一日2回くらい2階のスタジオでヨガ教室をやってる。
お店の前に黒板があってその日のコースと時間、先生の名前が書いてあってスケジュール表が置いてあるのでもってく。
1階はナチュラルフードのカフェ兼その手の人が好むようなアロマとかコスメのお店。お店の女の子がとても仕事熱心で、かなり助けてもらった。

Img_1803

りんごと何かのスムージー。

その日のBali Yoga。90分90000ルピア。
先生はバリ人の男の先生でMangku。
私はとっても心配性なので「どんな感じのヨガか?初心者でもできそうか?」はもう前の日からお店の子に聞いてて
外国人の先生Lisaともお話させてもらって、できるわよ、という感じで…。
その日の生徒は私とダイアナ・ロスみたいな黒人の女性(なに人か分からない。)と2人だけだった。

Img_1809

先生がしきりに、"Inhale...Exhale..."と繰り返すが初めて聞いた単語だった、吐くか吸うかしかないからそれのことだけれど
超初心者の私でも奇跡的にできた。
(というか先生が私が初心者と知っていろいろ考えてくれた)
黒人の女性も「あなたちゃんとできてたわねぇ」と言ってた。
そして…10数年前に日本に行ったことがあるけど日本人てなんで英語しゃべらんないの?今でもそうなの?仕方ないから毎日さばしおを食べていたのよ…
と言って迎えに来た夫(チャイニーズ)とともにさばしおさばしお繰り返すがさばしおが何か分からない。。
米と魚と言ってたが、し…しめさば?(毎日食べられるようなところにあるだろうか?しめ鯖)
今でもほとんどと言っていいほど英語がしゃべられません!!と土下座したい気持ちだった。
(勉強はしてるんスけど、とは言った)

Manik Organik サヌールでいちばんすてきなお店。

Img_1801

2012/10/14

食事

久しぶりに食事を作りました。
ひじきの煮物ごはんとキャベツとハムのスープ。
Img_1852

母に炊飯器を「汚い」「捨てないと使うから捨てる」と云われ捨てられたので
土鍋でごはんを炊いた。
土鍋で炊くと、うみゃー。
久しぶりに料理をしたのでひじきの煮物がしょっぱくて、翌日の炊き立てごはんに混ぜ込んだ。
スープはオイスターソース味。
油そばを作ってみたくてそのときに使ったオイスターソースが他に使い道がないので
スープにして溶くとそれらしいスープができるという。

2012/10/11

「ロック・オブ・エイジズ」



予告で見て、うわトム・クルーズの腹ヤバいし
何より Mary J. Brige が出ているから!と思って。
(Mary J. Brige 昔好きでよく聴いてた。かわいかった。歌うまいし!当たり前かー)
ちょうど機内で観た。


が超絶ダサい吹替に音も画面もよくなかったけど、
普段あまり映画を観なくて久しぶりに観たい映画がコレだった人、
80年代ロックが分かる人ならおもしろいのかな?
私はあまり…。
 トム・クルーズの歌声は甘ったるかった。
贅肉の上に、絞らずにひたすら大きくしたような筋肉を盛り、裸に毛皮、
最後の一滴まで残らず舐めとるように酒瓶を逆さにすると、
スリちゃんもパパじゃないーと泣き叫びそうなトム・クルーズだった。
ローリングストーン誌記者の女性は、めがねかけてるけど、とると美女だったというのは万国共通のナニか?アレか?  ロック撲滅の婦人会会長のキャサリン・ゼタ=ジョーンズがスーツで躍るシーンはよかった。
「シカゴ」「バーレスク」もよかったけど
ミュージカルの映画は「ムーラン・ルージュ」がおもしろい。


2012/10/04

「時計じかけのオレンジ」

すたんりーきゅーぶりっく、のかの有名な映画を生まれて初めて観た。

時計じかけのオレンジ [DVD]

すべてのシーンがそのまま立ち止まると写真になりそうだった。
今までに観た事のない映像だった。 脳みそがチカチカ★して
吐き気と動悸が!!!Ultraviolenceだった。
(普段飲まないラテのせいだったかもしれない)、
胃を手で掴まれてぎゅうっと絞られるような感覚はそれこそ映画の中の暴力とレイプが私のからだにまで及んでいるような感じで
嫌悪感と快感が同時。
主人公アレックスが吐き気をもよおす度私も息ができなくなって
ずっとスヌーピーを抱きしめて観ていた…見終わった後に背中をさすってもらいたくなった。

monochrome

操上和美さん(くりがみ・1936~)のまねしてモノクロにしてみた。
TAB イベント - 操上和美 「時のポートレイト」

 
 
 
 
 
 
 
 
 


2012/10/03

なんの為

セックスでいったことがないと若い女の子に言ったら
は?マジか、何のためにしてんの、って言われた。
何のためって…
お互いのこころの穴をいたわるためにしてる…
自分都合な言い方をすると髪を撫でてもらいたいためにしてる…。

この子は20そこそこでばんばんイキまくっているのかと思うと単純にすごいというか、
いかないのが普通だと思ってたというか、
これが昭和と平成の違いかしら、
というか、
なぜ人前でそれほど解放的になれるのかただうらやましい。

なんだかいろいろとこねくり回されることや挿入されることははたしてどうでもいい…というか早く終わってほしいというか
(そんなことするくらいなら5m離れた場所から視姦してほしい…)

射精した後の男は寝ているかしょんべんしに行ってるか煙草吸ってるかベッドに腰をかけて…って何にしろあっち向いてるじゃないかー!

私は髪をなでてもらって、ちょっとぎゅっとしてもらって、おしゃべりをしたいので…
何この温度差。なんだコレ。このさみしい感情の行き場のなさどうしよっていう感じなんだけれど、
射精した後の男は本来の狩猟本能により、「ひとりになりたい」とか「種をたくさんバラまきたい」ので今バラまいた私のところに長居は無用だぜ、というか
そのような男女間の違いがあると知ってからは、
もう少し上手にセックスできそうな気がす…いやしない。

2012/10/02

座ると目の高さにくるあのタグ

今朝、それほど混雑していない電車で、私の隣のつり革に妊婦さんが立ってた。バッグに「おなかに赤ちゃんがいます」を付けていたからすぐ分かった。
席に座っている人達はみなうつむいて、眠いのか目をつむってた。
いつもの光景、だけれども
端っこの席が空いたとき、妊婦さんがどうしょうかな…と迷っているうちに35才くらいのサラリーマンがひょいっと現れて座ってしまった。
スマホでぷよぷよみたいなのをやってる…。
私は、お兄さんこの人赤ちゃんいる、と、言えなかった。
なんだか、そういう感じで、一駅すぎ、二駅すぎ…私はブルーになってた。
目をつむって座っている人達は知ってか知らずか?気付く気がないか?
疲れているのは分かるけれども。
妊婦を立たせておいて平気だろうか? 平気じゃないだろ?どうしてだ、

2012/09/30

「遺品整理屋は見た - 孤独死、自殺、殺人…あなたの隣の現実にある出来事」

行旅死亡人データベースというサイトがある。
身元不明で引き取り手のいない方の情報が日々あがってくる。中には死後発見されるまで何年も経過していて白骨化していたり、お名前はおろか、性別、年齢さえ分からない方々もいる。
人間はひとりでは生きられない。
決してひとりで生きてきたわけではないのになぜ亡くなってからも何年もひとりでいる人がいるのか?
驚くと同時にその現実が虚しい。
これ以上に哀しいことってない。
祈り、その見知らぬ方に想いを馳せるような気持ちでときどき行旅死亡人データベースを見てる。

何かの拍子に見つけた遺品整理の仕事をしている方のBlogを貪るように読んだ。
主に自宅で人知れず孤立死した方の遺品整理、お部屋の状態がよくない場合の清掃、消臭などをやっている会社キーパーズの代表吉田太一さんのBlogだった。
それを本にしたものを読んだ。

遺品整理屋は見た!
吉田 太一
4594052320

ショッキングな内容ながら、故人や遺族、関わった人すべてのこころに可能な限り寄り添おうとする吉田さんの思いが丁寧な文体から伝わってきた。
常軌を逸した死臭のこもる部屋での作業や、憔悴しきった遺族へなんと声をかけたらいいか、ときに腹立ち紛れに吉田さんに不平不満を言ったり、怒鳴り散らす人もいる。
そんな中でも常に人を想う気持ちを忘れないこの方をすばらしいと思った。

本の中で、これからますます増えるであろう独居老人の孤立死について何か対策がないか思慮していた。
近頃ではまだ働ける年齢や若年層でも孤立死する人が増えている。
もう個人的な問題ではなく社会全体の現実的な問題として、私にも誰にも迫ってきている。
私は非社交的でひきこもりがちだしあまり人に優しくないのを自覚しているから自分が孤立死するんじゃないかと思うことがよくある。妹からその事で泣かれたことがあるし…。

Blogには、孤立死しても家族、兄弟、友人、近隣の人、誰かにすぐに気がついてもらえるような人間関係を日頃から作っていきながら今を生きてほしい、とあった。

そうだと思う。偏屈で他人を寄せ付けぬ人格者にならないように生きていけたらいい。
他人を避け恐れながらも、求めているものはやさしさに溢れた「関心」だ。

2012/09/28

インベカヲリ★



AV監督二村ヒトシさんの「恋とセックスでしあわせにならないラジオ」(ならないのかよ)で知った写真家の方。