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2018/11/21

「カメラを止めるな!」



「カメラを止めるな!」観ました。
最高だった。今年観た映画の中でぶっちぎり一番と思った。

最初わたしは一体何を見せられているのだろう?もしかしてチョイスを間違えた?と思ったのだけど、中盤に怒涛の方向転換があって目が覚め、わたしやっぱり映像が好きだわ、と思った。
最後感動すらしていた。
アドレナリンが超出た。
観る人をこんなに感情の変化に陥れる映画はない。
主演の俳優さんの口がだらしないところがすごくいい。
でもこのテンションで他の人にも勧めたら、ドン引きするかもしれないから、
一人で盛り上がるのが正しい。
猛烈な拍手をして席を立ちたかったけど、誰もしないからしーんとしたまま劇場を出た。
でもよだれが出そうな一体感があった。同じ時間同じ場所に居合わせた他の人も私と同じようにみんなケタケタ笑っていたんだもの。

2018/10/02

”こんな仕事やめれ”「そこのみにて光輝く」



録画しておいたのを観るまで腰が重かった。
今年観た中でナンバー1かもしれない。

時代が現代っぽいんだけど、少しだけ昔で1970~80年代だと思う。舞台は函館。
原作者の人は函館の作家で佐藤泰志、理由はわからないけど1990年に自殺した。

悲惨な環境にある人々の物語なんだけれども、居心地が悪いけれどえいっと飛び出していけない沼にずぶずぶ浸かっているような、ときどきジリジリとして変わりたいって思う、でも自分はここにしかいれない、どうしょうもない、そんな焦りと諦めと混じったような、そんな空気がある映画。
菅田将暉が明るくておしゃべりな男の子なんだけれども、彼がいるから、ずしーんと重苦しくなく、観れる映画でした。(いやそれでも重苦しいといえば重苦しい)
映画のパッケージはラストシーンかな、朝日(だったと思う)をバックに浜辺を歩いてくんだけど彼女が振り返ると彼は後ろに日を背負っているから逆光でたぶん表情は見えない。この先ちょっとは希望があるんじゃない、というのが描かれているのかと思う。

2018/08/26

「この世界の片隅に」



一度目観たときは、広島弁が聴き取れない、という致命的な私でした。
戦争の悲惨さを描きながらもけっこうのほほんした日常が続くなぁ、くらいに思っていたけど、複数回観てみたら、戦時中を普通に生きようとした女性たちの物語だった。
顔も知らない人の家にある日突然とついだり、とついだ次の日から家の仕事ぜんぶすることになって、当時は当たり前だったことが今ではとても驚きだし、
世界の片隅で生きていたはずだった人たちの日常を一気に破壊してしまう戦争。
人さらいやしらみの子が出てきて、少しファンタジーだったり、何度も映像で観た原爆投下シーンがそっくりそのまま絵となって出てきたり、
色彩の美しいアニメならではの描写で、能年ちゃんは俳優さんなのにとても声をあてるのがうまく、特徴的な声色でよかったと思う。

2018/06/22

三谷幸喜ならもっと「ステキな金縛り」



ちょっと長いねぃ。
脚本家三谷幸喜の才能が枯れかけているのか、彼がおじさんになり回りくどくなってしまったか。
私の好みがあさっての方向へいっているからもうおもしろくないのか。
阿部寛さんをころさないでほしかった。

2018/06/14

そんな家族なら崩壊しちゃえばいい「トウキョウソナタ」



リストラを家族に言えない夫。
家族の崩壊と再生の物語、らしい。
再生はしていない。壊れ方も不十分である。

2018/06/12

「海よりもまだ深く」




是枝フィーバー。
是枝監督!監督万歳!と言われると観たくなくなるあまのじゃく。 子どもの頃同様の団地に住んでいた、離婚した人にはぐっとくるかもしれない。
団地はそんなに懐かしくないし、離婚もしてないけどまあまあいい映画だったよ。
でももうちょっと風景の切り取りをも短くしてほしいな…。
台風のタコ公園で宝くじを探す親子3人を見て、これが最後の親子3人の図だと思ったよ。もう、いっしょにいれないんだ。
また樹木希林かいな、と毒づきながらもやっぱり凄い女優さん。

「映画 夜空はいつでも最高密度の青色だ」



台詞がなんだか変わっているなと思ったら詩集が原作らしい。
なんだこれと思いながら見続け、何か得られたわけでもないけど、きらいではない。
夜に誰も知った人のいない渋谷をブラブラしているときに感じる気持ちが、この映画とテンションが似ている。

「殿、利息でござる!」

人の上には裁判官がいる「約束 名張毒ぶどう酒事件死刑囚の生涯」


重苦しい気分になることは分かっていたけど観なきゃいけないと思って観た。

当時の映像を見ると、奥さんも愛人も毒殺され、その容疑が自分にかかっているというのに奥西さんはのらりくらりとしている。
会合で酒を飲むことを言い出した町長もまた、のらりくらりとしている。
小さな集落で起きた無差別殺人事件に対してなんだかよくわからなくて実感が沸かないのが本音かもしれない。
奥西さんは死刑宣告をされるその日を待ちながら57年間死刑囚として獄中にいた。私たちはこの名張毒ぶどう酒事件から一体何を学べばいいのか。
人の上に人はいなかったのでは。
人の上には裁判官がいる。

何だその口の利き方は!?「サバイバルファミリー」



天変地異が起きて電気が使えなくなったらどうするか?
真剣に考えさせようとしている!?いや、そうでもない感じ。
またどこかで小日向さんの「おまえはバカか!」とか「親に向かって何だ、その口の利き方は!」を観たいね。
発炎筒が役に立った。

2016/12/14

「ヒメアノ~ル」

ヒメアノ~ル
ヒメアノ~ル]

森田剛はジャニーズだけど特別。
史上最年少で大河ドラマの主役になったことがある、そんなきらびやかさとは裏腹にご本人はいたって地味な人間に見える。
森田剛はすごい。やばい。

暴力的だけどユーモラス。いまだかつてない新しい映画。
いろんな人にいい顔していくうち、面倒に巻き込まれる普通の男(浜田岳)の映画。

森田剛。役名も同じ「森田」くん。かんたんに殺戮を繰り返していくが、ただの殺人鬼でなく、その顔に幼さと切なさを残すそんな役を演じられるのがすばらしい。

台詞も絶妙で、これを海外で翻訳したらどんな感じになって、外国の方もどういうふうに受け取るのだろうか。

「TOO YOUNG TO DIE!若くして死ぬ」

TOKIOの長瀬が地獄にいる鬼でロックバンドのボーカル&ギター。の役。
そんな役をこなせるのは長瀬くんしかいないだろう。長瀬、すごい。

齢17歳にして死んでしまい地獄に落ちた高校生。
ギターのコードなんて知っていればもっとおもしろかったかも、にしてもせりふのやり取り、いきなり始まる音楽、一瞬ミュージカルしたてかと思ったり、同じく地獄に落ちた同級生順子ちゃんなんか男じゃねえかよ、と、とにかく笑える映画で
絵的にずーっと地獄だと目がチカチカしてきついが地獄は農作業に軽音楽部の練習にいそがしく、だんだん顔が青鬼になってく描写の細かさ、輪廻転生して現世に生き返るも、青春のきらめきがまぶしいね。
不倫をするとやっぱり地獄に落ちるんだ、めっちゃ笑った。

2016/11/29

「ジヌよさらば」

ジヌよさらば かむろば村へ
ジヌよさらば かむろば村へ

期待通りのおもしろさだった。
松田龍平さんは、すごくナチュラルでこういう人ほんとうにいそうだ、と思わせてくれる、
自然体をかもしだすのがすごくうまい。
お金に触りたくない使いたくないという青年を演じている。
このひと、無表情なようでいて、表情ゆたかで、欲望には忠実な、青年。

カネを一銭も使わずに暮らすといって、まあ他人が自分のために使ってくれているんだけれども、
現物支給などでカバーする。
松たか子&阿部サダヲが2度目の夫婦役。この夫婦役また見たかったのでうれしい。すごく合う。
二階堂ふみは、若さとエロさを武器に男をたぶらかす系の役が多い気がするがそんな役よりもっと年上の役や、子どもがいる役、やさぐれた役、疲れた女の役、切れる女の役などを演った方が合うので気がしている。

役者さんみんな個性的で3つ目のようかんを食べさせられているみたいなくどさがある。
特に、片桐はいりはバイトしているおばさんてだけの情報しかなく背景がなくて、いきなりでてきてこのひと何状態。

改めて、西田敏行のスゴさを思い知った。村のカミサマの役だから、年取っているのに入浴シーンが多いのにさすがだと思う。村のカミサマの役などほかに誰ができるさ。

2016/08/23

「晴天の霹靂」

青天の霹靂
青天の霹靂 通常版 DVD

コメの銘柄ではない。大泉洋主演、劇団ひとり監督の映画で、
ずっと観たいと思っていた。
確かカメラマンされている方から、「いまこれを撮影してて劇団ひとりたいしたもんだよ」と聞いたことがあった。(町田かどっかで撮影していると言ったかな)

いつからか北海道の星となった大泉洋。(道民はそれほど期待していないぞ)でも大泉さん、気さくそうで、おもしろくて私はすきだけどな。(母は「顔がよくないのになぜTVに出てる」と不満そうであった)
マジシャン役で、手のアップがたびたび写る。手の指の長いこと、とってもきれえな手なの。(ご本人ですよね)
タイムスリップものならではの台詞のつながりがよくて、とても楽しめた。
気取っていなくて心温まる映画。

暑いので寝室でなくリビングで寝ようとしていた父も、寝ながら観ていたようだった。

「海猿 BRAVE HEARTS」

BRAVE HEARTS 海猿
BRAVE HEARTS 海猿 スタンダード・エディション [DVD]

海猿シリーズ好き。TVでやってた。
こんなに完璧な映画あるだろうか。ストーリーは単純明快。一体感につつまれながらハラハラドキドキする。
今回は飛行機事故が舞台。海の上に滑走路を作る!
伊藤英明、佐藤隆太おしりのショットありますゲヘヘ。

2016/05/21

「海街diary」

海街diary
海街diary DVDスタンダード・エディション

こんなきれーな女優さん4人がいなかにいるわきゃねーと日本アカデミー賞を見ながら毒づき、いつからか是枝監督映画から卒業していた私ですが、
なかなかよかった。

フェチシズム感じる映画。
女の人の夏服フェチとか、「となりのトトロ:ばりの自然フェチとか。
ヴェールがかかったような淡い色。森の美しさと、すずちゃんの可憐さと、夏の4姉妹の透明感が、異国の地の映画を見ているよう。

こんなねちゃねちゃずっと4人でいる姉妹いるか、とか、やたら葬式のシーンが多い(喪服姿が美しい)
3人姉妹を捨て、新しい女のところへ行って娘をもうけてやっぱり死んだ父親のことを、ずっとぐじぐじ言ってる4人でちょっと長いけれども(そういう映画だといえばそうだ)
木々の緑とか海とか素肌とかがそれをカバーしている。

大竹しのぶが出てきて、口喧嘩するシーンがよかった。

2016/04/11

「エイプリルフールズ」

エイプリルフールズ
エイプリルフールズ DVD 通常版

4月1日にTV放映していたの感想書くの忘れてたー。
クエンティン・タランティーノの「フォールームス」的なオムニバスドラマと思って、
んー、と思ったけど意外におもしろかった☆
松坂桃李が前髪くるりんの嘘付ヤリチン男役ではまってる。
戸田恵梨香もカワイイ。
嘘を貫くヤクザのお父さんもしんみりくるし、笑えるし
この頃暗い気持ちになっていたけど息抜きになりました。

2016/03/08

「神様はバリにいる」

期待して、おもしろくなかった。
うすっぺらかった。
人物描写が浅く。
教訓じみてるところも鼻に付く感じで。
おっきいTVでみたのでバリ島の緑は美しかったよ。
バリ島のチャナン(神様へのお供え)はもっと至る所にあるし、もっとていねいに作られていて、作った人の個性ときもちがあらわれて、もっときれいだよ。
堤真一さんは、ああいう役だめですわね。
ナオト・インティライミよかったよ。

「百円の恋」

母が観てみたいとおすすめで一緒に観た。
32歳 実家暮らし 独身 無職 ちょいデブ。
そんな女の人が、家族と喧嘩し一人暮らしを始めて、やすいよやすいよとBGMの流れる百円コンビニでバイト始める。

主人公安藤サクラさん、日本アカデミー賞主演女優賞とりました。ただものではない、変わっていく主人公の眼力。
女優さんは、普通の人を演じられるよう、普通の感覚をもち独特でなければいけない。

新井浩文さんの上半身裸をみるのが3回目くらいのような感じがする。

サポートしてくれる若いボクシングコーチ先生がひそやかにいい。コンビニの人たちは変人ぞろいだが、いろんなキャラクターの振る舞いと会話がよかったな。
試合はじーんときた。一発入れるのスローモーションじゃない方がよかった。
私も、34歳 無職 一人暮らし ヤセ
自分を変えたい。