via movie.goo.ne.jp
出演・浅野忠信 永作博美「毎日かあさん」で有名な漫画家西原理恵子さんの元夫で戦場カメラマンの故鴨志田穣さんの自伝の映画化。
浅野忠信の映画でつまらないものを引き当てることに関しては私は天才だ…。
それでもまた何度でも浅野忠信に挑戦するが、そろそろこの人私無理だと気が付いた…。
アルコール依存症で閉鎖病棟へ入院するが入院生活って本当にこんな感じなんだろうなと思う妙にリアリティーがある。
お医者さんが「この病気が他の病気と決定的に違うところは、誰も本当には同情してくれないところなんです、医者でさえも」と言う。
患者は自分の身体に対して薄らぼんやりした感情しかなく
家族は胸をしぼりとられるような思いを何度も味わって
妻の永作博美が、「生きていさえすればいいよ、どんな悲惨な人生でも」と笑いかけるけど玉ねぎを切りながら、ずっと堪えていた涙が溢れてきて声を上げて泣いてしまう。
玉ねぎで目が沁みて涙が出てくると、悲しい気持ちも「出てきていいよー」というサインをもらったみたいに、あとからあとから出てきて止まらなくなる、そういうことよくある。
もっとまじめに見てたらぐっと来たんだろうが退屈した。
たぶん本の方を先に読んだらよかった。