ジェームス・スチュワート キム・ノヴァク 監督・アルフレッド・ヒッチコック
1958年作。
高所恐怖症を理由に警官を退職した男が、旧友にその妻を尾行することを依頼される。何かにとり付かれているような彼女を尾行するうちに男は彼女の虜になってしまう…。
おもしろそうでしょ?しかも見てよこのオレンジ。ナウいでしょ。
ヒッチコックの世界に一気に引き込まれた。
舞台はサンフランシスコ。
名所ゴールデンゲートブリッジ。時代は違えど住んでいたことがあるので台詞に出てきたコイト・タワー、エンバーカデロもだいたいの位置が分かって楽しく見れた。
サンフランシスコ特融の傾斜の激しい坂道。
尾行される女性キム・ノヴァクが美しい。凛とした眉も唇もほほ紅も、観ている側も一目で恋をしてしまうよ。
主人公ジェームス・スチュワートも背が高く紳士ですてきだ。
前半はロマンチックでミステリアスな雰囲気。何かが起こりそうな危うさを感じさせながら物語が進んでいく。そして終盤には…。
階段を上から撮りぐるぐると渦巻く描写はめまい。
台詞のいらない映像、色使い、音楽、アニメーション。とてもおしゃれでかっこいい上に無駄がない、どきどきする物語だった。"Vertigo" is quite dope and one of the best movie I have ever seen.
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