わたしはロランス
TSUTAYAでぶらぶらして見つけた。
フランス語なのでフランスが舞台と途中まで思ってて、Googleマップ片手に観てみたら、カナダが舞台だった。
長いけど、おもしろかった。映像が美しい。彼女の燃えるような赤い髪、服、ドレス、変わっていくロランス、変わっていくカノジョ。
私はたぶんこの愛を1mmしか理解できてない。わー、と思うんだけど(途中ぐっときて涙が出そうなシーンも)。私の実体験が伴わない。ひとと喧嘩をしたこともないのだもの。
印象的な色や服、台詞。
大人の映画。
35歳の教師。女として生きていこうとする。彼女は迷いながら、協力したい、という。
性同一性障害の人からしたらけっこうキツイ台詞があったりする。
全力でぶつかり、全力で愛する、傷ついても必要で、求める。もうだめか?と思いながら、次はきっと、と、心が求める相手。
「水から顔を出す」という詩から、噴水越しの映像、ドット絵みたいで最初よく見えないんだけど母と抱き合うロランスだった。水から顔を出してみているみたいだったよ。
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