恋の罪
けっこーおもしろく観てしまった…。
「死ねよくそばばあ」「あなたこそ死ねばいいのにオーッホッホ」
こんな酷い会話をぼんやり聴けるなどやばいあたしは監督に洗脳されているからに違いない。
普通の人がおもしろく観れる映画だとは思わない。
東電OL殺人事件をベースにしているといわれてる…。
昨年、長らく有罪とされていた外国人男性がDNA鑑定で一転無罪と認められ帰国したが
一体誰が殺ったのだろうか。
それは別の話として。。
冨樫真さんがこの事件の被害者を模したと思われる、昼間はエリート大学教授、夜は渋谷円山町で立ちんぼをしているという役で
皮と骨のガリ、客との喧嘩は日常茶飯事、チェンジさせるために派遣される女の子として風俗店に使われている、
この辺は東電OL殺人事件の被害者に関する本を読んでいるとそのような記述があるのでパクったと思われる。
すごい演技。
最後は2時間ドラマの終わり方みたいに茶番で終わる。
園監督は詩人だったそうなのでオチとか考えられないのだと思う。
私もさんざん話をしていて自分の話にオチがないことに途中で気が付くけど引き戻せず尻切れとんぼで会話が強制終了することがある。
この映画も「愛のむきだし」同様、結論の出ぬまま「は?」って感じで終わる。
結局エリート女性がなぜ売女をしているか分からない。(これはなくなった被害者にしか分からない)
相変わらず神楽坂恵さんがすごい。ますますファンになる。ずっと裸でいるけど。
アンジャッシュの児島がいい。エロい。
水野美紀はなんだか半端だけどこの自分の殻を破れない感じ、かえって好きになったな。
劇中に出てくる詩。↓
田村隆一「帰途」
言葉なんかおぼえるんじゃなかった
言葉のない世界
意味が意味にならない世界に生きていたら
どんなによかったか
あなたが美しい言葉に復讐されても
そいつはぼくとは無関係だ
きみが静かな意味に血を流したところで
そいつも無関係だ
あなたのやさしい眼のなかにある涙
きみの沈黙の舌から落ちてくる痛苦
ぼくたちの世界にもし言葉がなかったら
ぼくはただそれを眺めて立ち去るだろう
あなたの涙に果実の核ほどの意味があるのか
きみの一滴の血にこの世界の夕暮れの
ふるえるような夕焼けのひびきがあるか
言葉なんかおぼえるんじゃなかった
日本語とほんのすこしの外国語をおぼえたおかげで
ぼくはあなたの涙の中に立ちどまる
ぼくはきみの血のなかにたったひとりで帰ってくる
「愛のむきだし」
けっこーおもしろく観てしまった…。
「死ねよくそばばあ」「あなたこそ死ねばいいのにオーッホッホ」
こんな酷い会話をぼんやり聴けるなどやばいあたしは監督に洗脳されているからに違いない。
普通の人がおもしろく観れる映画だとは思わない。
東電OL殺人事件をベースにしているといわれてる…。
昨年、長らく有罪とされていた外国人男性がDNA鑑定で一転無罪と認められ帰国したが
一体誰が殺ったのだろうか。
それは別の話として。。
冨樫真さんがこの事件の被害者を模したと思われる、昼間はエリート大学教授、夜は渋谷円山町で立ちんぼをしているという役で
皮と骨のガリ、客との喧嘩は日常茶飯事、チェンジさせるために派遣される女の子として風俗店に使われている、
この辺は東電OL殺人事件の被害者に関する本を読んでいるとそのような記述があるのでパクったと思われる。
すごい演技。
最後は2時間ドラマの終わり方みたいに茶番で終わる。
園監督は詩人だったそうなのでオチとか考えられないのだと思う。
私もさんざん話をしていて自分の話にオチがないことに途中で気が付くけど引き戻せず尻切れとんぼで会話が強制終了することがある。
この映画も「愛のむきだし」同様、結論の出ぬまま「は?」って感じで終わる。
結局エリート女性がなぜ売女をしているか分からない。(これはなくなった被害者にしか分からない)
相変わらず神楽坂恵さんがすごい。ますますファンになる。ずっと裸でいるけど。
アンジャッシュの児島がいい。エロい。
水野美紀はなんだか半端だけどこの自分の殻を破れない感じ、かえって好きになったな。
劇中に出てくる詩。↓
田村隆一「帰途」
言葉なんかおぼえるんじゃなかった
言葉のない世界
意味が意味にならない世界に生きていたら
どんなによかったか
あなたが美しい言葉に復讐されても
そいつはぼくとは無関係だ
きみが静かな意味に血を流したところで
そいつも無関係だ
あなたのやさしい眼のなかにある涙
きみの沈黙の舌から落ちてくる痛苦
ぼくたちの世界にもし言葉がなかったら
ぼくはただそれを眺めて立ち去るだろう
あなたの涙に果実の核ほどの意味があるのか
きみの一滴の血にこの世界の夕暮れの
ふるえるような夕焼けのひびきがあるか
言葉なんかおぼえるんじゃなかった
日本語とほんのすこしの外国語をおぼえたおかげで
ぼくはあなたの涙の中に立ちどまる
ぼくはきみの血のなかにたったひとりで帰ってくる
「愛のむきだし」
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