情婦
観たことのある映画をもう一度借りてしまった。
冒頭で、あれ?と思い、10分観ても、あれ知っている…と思った。
ありまありま。
間違えたのはたぶん、情婦、というとんちんかんな邦題のせい。
原題は"Witness for the Prosecution"(検察証人)
私は自分の頭がそんなに悪くないと思うのに、ちょっと分からないところがある映画だけど、最後のどんでん返しはあまりの急さに頭がついていかず。
二回目でも会話の応酬とマレーネ・ディートリッヒの美しさにいっそう愉しめた。
このでぶちんの法廷弁護士が最高。いうこときかないから口うるさくなる看護師との掛け合い、エレベーターいすに乗って上下(笑)最高。
場面が少なく、モノクロなのに、こんなにおもしろい。
片眼鏡をチカチカさせて、人の顔にあて、様子を見る。嘘発見器みたい。色がないから光が効いてる。
私は重大な事実に気づいていなかったよ。
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