「引き裂かれた女」につづきフランスのクロード・シャブロル監督の映画観てみた。
「甘い罠」
主演の女優イザペル・ユペールさんがひたすらに怖い。
美人だけどポツンとした冷たい目をしてて。
別に何するでもないのだけど…。(怖いしぐさを)
睡眠薬入りのショコラ(ココア)を淹れて飲ませてるだけなのだけど…。
コッワイな。
背が小さくて、ピンクや白いニットを着ていても人間としてのかわいさが微塵もないのは愛し愛されることを知らずに生きてきたから。
それがあの「ポツンとした冷たい目」に終始あらわれてる。
「葬送」というピアノの旋律が効果的に使われている。
ピアニストの夫はもう浮世離れした芸術家だし睡眠薬中毒でボーっとしてるしで、男もっとしっかりせんか!って感じだね。
医師の母役の女優さんはきりっとしていて。さいきん、いい年の強い女に惹かれる…。
「ココアはいかが?」たびたび出てくる台詞。
ショコラ?って語尾の響きがかわいいのに、ほんとに甘い罠だね。
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