向こう側というよりど真ん中だった。
陽の当たらないAV男優さんをインタビュー形式で撮ったドキュメンタリー風の映画。
男優さんごとにまとめたら、もっと見やすかったかも。
編集がぶちっぶちって切れるから、えー今の続きもっと聴きたいのに、ってなった。
ちょっとがっかり。
セックスほどプライベートな行為ってないのに、カメラマンがいる、音声さんがいる、監督がいる、そんな中で理性をコントロールしてごくごく私的な姿を晒すっていうのはすごい世界だな。
10000人のAV女優に対してたった70人のAV男優。
もちろん誰にもできる仕事じゃないし、ある意味AV男優になるべくしてなった天性の素質がないとできない仕事だね。
プライベートのセックスと撮影現場でのセックスって違いますか?の質問にも、僕は同じだと思います。って人と、ちがうに決まってるでしょ。って人がいて、みんな考えがさまざま。
日陰のAV男優、決してメインにはならない彼らのしごとへの想いはとても人間くさかった。
経験もあるんだろうね、加藤鷹や年配のAV男優さんはいろんなこと想いながら生きてきたんだろうね、
もっと深いことばをもっていそうで、それがこの映画ではまだまだ出来れていなかったな。
次があるなら観たい。
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