NINE
シカゴやムーラン・ルージュに比べると軽い感じがしたけど、けっこうおもしろく観てしまった。
というのも私は枯れ専なのかもしれないからだが。
眠れない、脚本浮かばない、動悸がする、とげっそりした顔をした主人公の映画監督グイドが超キュートで、チューしたくなる。
これは枯れ専の女子にしか受けない映画ではないかと。
ダニエル・デイ=ルイス。かっこいいでしょ。
後退しかけた頭と、細いタイにすっかり自信を失った背中。女にだらしないのにけっこうマメで。
まあ情けない男なんだが。母がソフィア・ローレンであるばっかりに、女難の相が出ているのである。っていうのは冗談だけど
現実と幻想が溶け合い、グイドの少年時代が混じり合う。
女優さんが見たことある人ばかりでわりかし楽しめたが、ダンスシーンはちょっと物足りない。
今日不毛な日だったので、全体的に、疲れた夜にあまり頭使わなくて気晴らしに観るにはちょうどよかった。
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