おもしろかったけど足りない。
性と生を問う、とか書いてあったけどそんなに深いものでもなかった。
乱交パーティーという題材が人の興味をひき、着衣シーンが少ない、というだけで。
ハプニングバー題材の方がもっとおもしろかったと思う。
中身はんー、おもしろかったけど、もっと人間心理を描いてるものかと。
生きるとは、とか愛していない人となんでセックスするのとか、自分って何なの、とか
生きている空虚さと退屈と犠牲と生きることとにもう少し切り込めたはずだった。
これ性産業にいる人にはまるっきりメルヘンではないだろうか。
リアリティーを感じさせたけど本当のリアルはもっと残酷だから。
男の欲望はもっとあからさまだし、安っぽい女の描き方もさびしい女の描き方も足らない。
男が乱交パーティーに来る理由と女が来る理由は180度違うと思う。
それなのに同じ時間を共有しようとして、やることはセックスだってことのかみ合わなさと複雑さ。
乱交パーティーは相手のカラダを使ったオナニーだ。
結局、窪塚がいいところ全部持ってって赤堀セリさんは最高だった。
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