2018/08/28
「プラダを着た悪魔」
前に観たことあったねい。
メリル・ストリープさんは大好きな女優さんです。
アン・ハサウェイ演じる、ジャーナリスト志望のアンディが、ださい服の女からイメチェンして敏腕ファッション誌「ランウェイ」編集長の指示をこなそうとしがみついていく。
英語はストレートでけっこうキツい物言いになる。
That's it.とか、I said go.とか。
アンハサウェイはこんなに細いのに、サイズ6とばかにされるのは解せないなー。
ファッションも今見てもそれほど流行ばかり追っている感じでもなくて、かわいくて楽しめる。
2018/08/26
「この世界の片隅に」
一度目観たときは、広島弁が聴き取れない、という致命的な私でした。
戦争の悲惨さを描きながらもけっこうのほほんした日常が続くなぁ、くらいに思っていたけど、複数回観てみたら、戦時中を普通に生きようとした女性たちの物語だった。
顔も知らない人の家にある日突然とついだり、とついだ次の日から家の仕事ぜんぶすることになって、当時は当たり前だったことが今ではとても驚きだし、
世界の片隅で生きていたはずだった人たちの日常を一気に破壊してしまう戦争。
人さらいやしらみの子が出てきて、少しファンタジーだったり、何度も映像で観た原爆投下シーンがそっくりそのまま絵となって出てきたり、
色彩の美しいアニメならではの描写で、能年ちゃんは俳優さんなのにとても声をあてるのがうまく、特徴的な声色でよかったと思う。
「フレンチ・ラン」
イラクで6人の容疑者を殺した無謀で無責任なCIAと、生業のスリをしているときに爆弾を拾ってしまった男。タッグを組んで、テロリストと思いきやの警察の悪い奴と対峙する。
おもしろかった。
テンポがよい。
主役ふたりはアメリカ人だけど、舞台がパリなのがいい。
屋根の上で追いかけるシーンがパリっぽい。
たまたま通りがかったのが金色のベンツだったり、お金かかってますう。(ベンツは破壊されません)
警察の中にいるのが超悪い奴で、とんでもなストーリーだった。
現実味がないようで、あるというか。
CIAの黒人のおっちゃんがまるっきりの善人ではなく愛想がなく、無鉄砲である。かっこいいので続編もありそうな感じ。
2018/08/22
「マネーモンスター」
ジョディ・フォスターが監督で、出演がジョージ・クルーニーとジュリア・ロバーツ。
密室もの(後半動きがある)だけど緊迫感とスピード感があって、会話の応酬がおもしろかった。
犯人の恋人がでてきたところで、彼女が犯人を罵倒したので、予想外の展開にあぜんとなった。
結末は悲しかった。
2018/08/08
「ブルーバレンタイン」
壊れそうな夫婦を
同時進行で、ふたりの出会いから見せられる。壊れることがわかっていて観客は一体どんな気持ちでこれを見れば…。非常に苦しい映画。
男の視点、女の視点、どっちの言い分も分かるよな。
こんな思いをしたことがあるカップルは世界中にいっぱいいるだろう、
たわいのない会話から険悪になってしまう空気。
すごく上手。
顔のアップが多い。
2018/08/06
Tinker Tailor Soldier Spy「裏切りのサーカス」
原題はTinker Tailor Soldier Spy。
原作者のジョン・ル・カレはイギリスの秘密情報部の人。
終始暗い画面。おじさんたちだらけ。
ずっと眼を凝らして、一字一句(字幕を)見逃さないようにしないと一瞬で「これだれ」「これどこ」「何これ」となる。
分かりたいがために、観ている途中でネットも解説を読んだりなどして観た。
(そこまでして観る映画でもない感じだけど)
薄暗く埃っぽく青白い映像は、冷戦時代の雰囲気ある。
ゲイリー・オールドマンを観たのは「レオン」以来だ。
静かさと知的さをもつこの役はとても合っている。
2018/08/05
がんばれじゃがいも「オデッセイ」
火星にひとり取り残された宇宙飛行士。孤独に試行錯誤しているうちはそれなりに楽しく観れたが、後半救出劇が始まるととたんにおもしろくなくなりました。
持ち前の植物学者としての知識で水を発生させ、火星の赤い土でじゃがいもを育てる過程が印象深く、親近感も沸き、がんばれ、という気持ちにさせたがじゃがいもが大気にさらされ全滅してからは観る側もやる気を失ったよね。
もう少し困難があって、応援したくなるきもちにさせてくれてもいい。
一瞬だけ観ていた母が、宇宙に宇宙服で漂うシーンで、「手だけで壁つたってるけど飛ばされないの?命綱とかないのこれ?」と言っていた。
ロケ地はヨルダンのワディ・ラムというところだそう。行ってみたい。
2018/08/04
英国紳士の傘「キングスマン」
スパイ映画はいいですね。
コリン・ファースが好きです。
かっこいいわ~。
R-15なのでけっこうエグいので映像のキレはそのままでもう少し子ども向けにしてもおもしろかったのではないかと。
軽快な音楽の中で頭爆発したのが原爆のきのこ雲に見えてギョッとした。
トム・クルーズのスパイ映画ならもっと安心して観れた。
イギリス、アメリカ合作。
ブラックジョークが過ぎる。コリン・ファース帰ってこい…