ジヌよさらば かむろば村へ
期待通りのおもしろさだった。
松田龍平さんは、すごくナチュラルでこういう人ほんとうにいそうだ、と思わせてくれる、
自然体をかもしだすのがすごくうまい。
お金に触りたくない使いたくないという青年を演じている。
このひと、無表情なようでいて、表情ゆたかで、欲望には忠実な、青年。
カネを一銭も使わずに暮らすといって、まあ他人が自分のために使ってくれているんだけれども、
現物支給などでカバーする。
松たか子&阿部サダヲが2度目の夫婦役。この夫婦役また見たかったのでうれしい。すごく合う。
二階堂ふみは、若さとエロさを武器に男をたぶらかす系の役が多い気がするがそんな役よりもっと年上の役や、子どもがいる役、やさぐれた役、疲れた女の役、切れる女の役などを演った方が合うので気がしている。
役者さんみんな個性的で3つ目のようかんを食べさせられているみたいなくどさがある。
特に、片桐はいりはバイトしているおばさんてだけの情報しかなく背景がなくて、いきなりでてきてこのひと何状態。
改めて、西田敏行のスゴさを思い知った。村のカミサマの役だから、年取っているのに入浴シーンが多いのにさすがだと思う。村のカミサマの役などほかに誰ができるさ。
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