2016/02/15

かえって具合がわるくなるリラクゼーション?

お客さん向けのBlogを消しちゃったんで、こっちに書きます。
私はリラクゼーション(マッサージ)を生業にしてます。(今は休業中です)

先日、NHKの特集で近ごろ、整体院やマッサージサロンに行って返って悪くなったり、けがしたり、もともとつらかった部位に後遺症が残ったり、ということが増えている、という話だった。
それは国家資格の治療院でも、民間のリラクゼーションサロンでも増えている、とのこと。

それを防ぐための取り組みとして、
知識を深める、医学的見地から検証して治療の仕方を探る(これは国家資格の場合)、場合によっては整形外科などの医療機関を紹介するなどしている、と言っていた。

はっきり言って、巷のリラクゼーションマッサージは素人がやってます。

街の中に整体院、ほぐし、アロマサロン、爆発的に増えている。
いま伸びている一大産業だがあまり経験や知識のない人がやっているのが事実。
私も8年目になるけど、当然、8年前いちばん最初に出会ったお客さまは文字通り、数日間の研修しかしてないど素人にやられたわけです。
からだにむりをさせる可能性もあっただろう。
いまだに続けている私だから、まだましだったといえるかもしれないが、お客さまのからだを借りて経験と知識を蓄えさせてもらってようやくつづけられたと思う。
このしごとは誰でも始められるサービスながら、専門性がなければできない仕事。
この仕事につく人、お客さま、経営する人に改めて分かってほしい。

お客さんによっては、もっと強くやって、とか、次の日揉み返しくるくらいやってくれないと物足りない、という強者がいるけど、自分のできる範囲で、もてる技術で、自信をもって対応したい。

お客さまには、なるべく、自分のからだを分かってくれる人の元へ通ってほしいこと、
値段の安さにつられて、知らないお店でギャンブルしないでほしいということを伝えたい。
新しいお店を開拓するのもまた楽しみではあるけれども、からだにむりをさせないように、お願いします。

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