2015/07/10
Hat Yai
マレーシアはAlor Setarから列車に乗りタイを目指した。
ラマダンのおかげか朝水一本買えなかったから、あるいて駅に着く頃には自分が臭いのが分かるほど汗をかいていた。
国境の町パダン・ブサールに着くと、imigrationへ。マレーシア人にならい同じことをするが何か勝手がわからないままタイへ入国した。
最初の商店で、両替いいですか、と言うと大福のような顔の女の子がこっくりとうなづいた。
脱水して死にそうだったので、急ぎで買った何やら爽やかな漢字の描かれた飲料水を喉に流し込んだがくそまずかった。
南部の町Hat Yaiまでおんぼろのミニバンに2時間ほど揺られた。
風邪がひどくつらいけどそろそろ人恋しくてドミトリータイプのゲストハウスを選んだが、ゲストハウスに他に客はいなかった。
フロントの女の子やボスもいない夜は完全に私ひとりで、シングルルーム状態。
自由にビル一棟を使っていたがあまりにもさびしい。
とまらない咳とくしゃみを直すため養生した。
それを除けば、Hat Yaiは道がだだっ広くなく、歩ける範囲に市場がたくさんあって、ぷらぷらしたり買い食いするにはちょうどよかった。
マッサージ街の店でタイマッサージを受けた。
階段で靴を脱ぎ二階に上がると汚い部屋があり3つあるマットの真ん中でタイマッサージが始まった。
エアコンが22℃だったので26にしたが、入ってきたおばちゃんにあっという間に下げられてしまった。
おばちゃんは必要十分な愛想しかしなかったが、私がJapanというと、色めきたき、わたし日本人と結婚してた、と日本語でしゃべり始めた。
おばちゃんの今のパパは九州にいてお母さんを看ているという。お母さんが死んだらこっちおいでと言ってるけどねと。
日本人の男はタイで何をしているのだろう。
おばちゃんの話によると、Hat Yaiには日本人はいないと言っていた。
実際日本人や他の旅行者も不思議なくらい見かけない。
保守的なマレーシアから開放的なタイにくれば、何かがよくなるだろうと思っていた。
写真は、ナイトマーケットからの帰り。
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