2013/12/27
「シングルマン」
ファッションデザイナートム・フォードの映画監督デビュー作でとても素晴らしい映像美であると知り、観てみた。
ゲイの物語だった。
男と男の愛についてはペドロ・アルモドバルの「バッド・エデュケーション」でおなかいっぱいだったのにそれと知らず見てしまった!
不思議なカメラワークのシーンがあったり、空がスモッグで赤かったり、壁の顔の前のシーンなどペドロ・アルモドバルと似ている感じがした。
とても緻密に計算された撮り方でどこを切り取ってもポスターのようだった。
大学の若い生徒のセーターは美しく、主人公ジョージのネクタイ、スーツ、めがねも。
夜の海のきらめきが眩い。
無駄な台詞はなくて画だけで会話の内容を見せたりする。
非言語の言語が多くを語ることが改めてわかる。
主人公ジョージは16年間いっしょにいた恋人が事故死してから彼を忘れられず、自ら命を絶とうとする。元恋人チャーリーや勤務先の大学の男子生徒などと接し、死の準備へ向かううち何を得ただろうか。
2013/12/12
「劇場版 神聖かまってちゃん ロックンロールは鳴り止まないっ」
思ったとおりの映画だった。
ロックンロールは鳴り止まないっ好き。
ちりとり。美ちなる方へ。も好き。
なかなかおもしろいストーリー。
の子の詞「あえて言わないだけです」が妙に耳に残った。
あえて言わないだけで表情がみんなのライブでの心の動きを伝えていた。
2013/12/10
「水の中のナイフ」
TSUTAYAでロマン・ポランスキーの特集あってジャケットが綺麗で借りてみた。
ポランスキーって聞いたことあるけどまるで知識なく。
ヨットの上で登場人物は3人。
「太陽がいっぱい」みたいな感じかと…
ジャズがムードがある大人すぎる映画だった。
モノクロの湖上のヨットでの一晩。
あぁ早く陸に帰りたい、3人の間の異様な空気が嫌でも伝わってくる。
ジーンズだけの若い男。
おっさんはたくましい肉体をしており。
クリスティーナは正面の顔はあまりお綺麗ではなく身体も太めで白い水着姿。
私にはまだ早すぎるムードたっぷりの映画でした。