2018/12/26

マレーシアで失踪したタイシルク王ジム・トンプソンの家に行く

ジム・トンプソンはタイシルクの製品化に努めたアメリカ人で、
50年前マレーシアの避暑地キャメロン・ハイランドで謎の失踪をとげた。

「JIM THOMPSON」
ブランドの名前としても語呂がよくかっこいい名前だと思う。


中庭。
マンダリン・オリエンタルに住んでいたというトンプソン氏。
この家のこのすぐ脇は用水路で、当時は敷地ももっと広大だったのかなと思う。
都会であっても私は緑のあるところに行きたい。



中国、ビルマ、ラオスなど近隣の石像、彫り物、皿などをコレクションしていたジム・トンプソン。
頭のない石像は肩やひざは丸みを帯び、ボドブドゥール遺跡にあった仏像を彷彿とさせた。


家は高床式で硬いチーク材。
強度を増すため、家全体を台形(扉も台形)にしてあった。
床は大理石。ガイドのおねえさんがはだしだったので私も靴下を脱いだらひんやりしてきもちよかった。



2018/12/23

バンコクはあまりにもエネルギーにあふれていて負けるかと思った

定職に就かずに東京にとどまるのにはお金がかかるため、いっそバンコクに飛ぼうと思った。

バンコク1日目の朝。
ひっきりなしに往来する車やバイク、甘ったるい果実の香り、ごみの匂い、肌にまとわりつく湿度に、もうげんなりした。
アジアの旅でいつもならすぐに見て回る市場(初日のホステルの前が市場だった)にも足を踏み入れる気がせず、ホステルから供されたトーストとお茶を飲んでぼんやりした。
ゆううつな私が暮らすように旅するのには、バンコクはあまりにもエネルギーにあふれていて負けるかと思った。


夜のドンムアン空港。


Siam周辺。

2018/12/03

バンクワン刑務所で「日本人受刑者に会えますか?」

麻薬密輸などの罪で有罪判決(終身刑?)を受けて服役している日本人が、重罪受刑者を主に収容していると言われるバンクワン刑務所にいることを知った。
受刑者に会いに行ったとか、面会受付日が何曜日かで、誰でも会いに行ける、8人くらいの日本人受刑者がいる、などのブログは2011年頃で止まっていて、新しい情報がなかったので、行ってみた。


結果的に会えはしなかったのだけど、私は心底安心したので、このことを書いておこうと思う。

バンクワン刑務所はチャオプラヤー・エクスプレスボートで終点のノンタブリー 地区にある。
私は2日前まで都会の喧騒を離れてノンタブリーに泊まっていた。

バンクワン刑務所のすぐ近くまで来ていて行かないわけにいかないような気もするし、私のような旅行者が気まぐれで行っていいのか、と悩んでいた。

バンコクの中心部のホステルに移動してからも、気がかりで、今日早起きをしてやってきた。

東京のホステルで自分が食べるために買っていたレトルトのお味噌汁とお茶漬けの素を差し入れにすることにした。
機内で読むために買ったファッション雑誌も一冊。これは女性向けだからいらないかないるかな、検問あるのかな、と考えてた。

敷地内に入ると警備の人が外国人対応のオフィスに案内してくれた。
日本人男性受刑者に会えますか?名前は知らない、と言うと
面会は家族のみです、それ以外の人は大使館に手紙を書いてね、とやさしげな口調で言われた。

そして教えてくれたのは、
今3人の日本人受刑者が収容されていること、
12月4日にその中のひとりトシユキさん(名前合ってるかな)が帰国の途につくこと、
大使館の人が迎えに来てスワンナプーム国際空港まで送ることを教えてくれた。

私はああ、よかった、という気持ちになった。取り越し苦労だった、もういい。

「死ぬまで刑務所の中かと」
「そんなことはないよ」

「あとの2人もいつか帰れますか?」
「わからない」

日本人の女の人が来たと伝えておきますよ、と言ってくれたので、私は笑ってオフィスからすぐ出た。
帰りはバスにした。
今日は熱波がすごかった。

2018/11/21

「カメラを止めるな!」



「カメラを止めるな!」観ました。
最高だった。今年観た映画の中でぶっちぎり一番と思った。

最初わたしは一体何を見せられているのだろう?もしかしてチョイスを間違えた?と思ったのだけど、中盤に怒涛の方向転換があって目が覚め、わたしやっぱり映像が好きだわ、と思った。
最後感動すらしていた。
アドレナリンが超出た。
観る人をこんなに感情の変化に陥れる映画はない。
主演の俳優さんの口がだらしないところがすごくいい。
でもこのテンションで他の人にも勧めたら、ドン引きするかもしれないから、
一人で盛り上がるのが正しい。
猛烈な拍手をして席を立ちたかったけど、誰もしないからしーんとしたまま劇場を出た。
でもよだれが出そうな一体感があった。同じ時間同じ場所に居合わせた他の人も私と同じようにみんなケタケタ笑っていたんだもの。

2018/10/30

「王様のためのホログラム」



「サウジアラビアに飛ばされたビジネスマンが砂漠の真ん中で困難に出遭う」
こんなあらすじ紹介を読んで、観たいと思った。(こんなんで観たいと思う人は少ないだろう)
その願望はだいたいかなえられた。
そうではない人には?????な映画。
人によっては怒り出すレベルの「観るだけ損」な映画かもしれない。
混沌としたアラブ、異国情緒とかもあんまりないので、肩透かしをくらう感じだ。
でも、砂漠やラクダや無機質な病院、出張でしか泊まらないようなホテル。ガラス張りのビル。
最後にはサウジの海、魚が出てくる。
頭がぼーっとしている人には癒しになるかもしれない。

「パディントン2」



一作目は子ども向け。2作目の方が好きになった。
パディントンが無実の罪で刑務所に入っちゃって、あんまり家族は出てこないのかな?と思ったら、やっぱりみんなが協力してくれる。
家族の人たちがよい。特にお父さんが好きかな。
パディントンは熊だけど、移民問題や人種差別、世の中を風刺しているとも思える。
ヒュー・グラントは最近観た「マダム・フローレンス」にも出ていたけど深みのない役者さんだなって思う。
一瞬若い頃の写真がたくさん並んでいるシーンが出てくるけど超男前。

「ラ・ラ・ランド」



冒頭のハイウェイのミュージカルシーンは好きなので何回も観ている。
アメリカ西海岸の人たちからしてみたら、ロサンゼルスのハイウェイや、ハリウッドのグリフィス天文台なんてべたすぎてオエーって感じなのかもしれないけど、
色彩に注目して観るとおもしろい。
とてもキラキラして夢の中のような映画だけど見終わった後は気分を落ち込ませる。
プールのあるパーティのシーンで黄色いドレスを着ているミアと、全然趣味じゃない音楽を奏でるセブが再会するシーンが好き。