2017/06/24

そこで暮らす人々の日常の風景

無計画旅行なので、エリアごとにかたまって見たりしない。
ソンテウは安いので、自由気ままにあちこち行きたくなっても全然平気。
次第に乗りこなせるようになり、また市場のいろいろな匂いがし、うす暗く、庶民のいる雰囲気に立ち入ったりした。



そこで普通に暮らす人々を見るのが好き。

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旅も3日目になると、堂々と歩けていたせいか、道を聞かれるようになっていた。
英語圏ではなさそうな50代くらいの夫婦が、「ソーリー、今ここはどこかしら?」
赤いソンテウに乗ればターペ門に行けるというと、「ターペーゲート!」と言ってソンテウの方へ駆け出して行った。どこでも女性は強いと思う。


何かひとつでも寺院の中に入るかなと思い、Wat Phra Singh(ワットプラシン)に入った。参拝料、20B。
たまたまショートパンツで来てしまい、ズボンを借りた。


入ったところで、何をしたらいいか分からない…。
床に額をこすりつけんばかりに祈る人がいた。
お供えの旗が扇風機の風にはためいていた。


外から見たWat Phra Singh
寺院の前ではトゥクトゥクやソンテウの運ちゃんが客待ちをしている。

Green Bamboo Massage@チェンマイ旧市街

tripadvisorの自動翻訳レビューは、ちょっぴり意味不明。
「私は最高のマッサージ体験しました!」
「ここは非常に、深刻です!」(たぶん、ヘビーなマッサージってこと?)
行きやすい場所で、見た目すてきっぽくて、普通の料金のとこ…と、外人のレビュー信じていざ、Green Bamboo Massageへ。

歩く度マッサージ屋に当たるけど、どこへ行ったらいいのか。それほど違いがないように思えてねぇ。

グリーンバンブーのタイマッサージは 1h 250B。
店名のとおり、竹をふんだんに使って、東南アジアらしい店内。
どこがつらいですか?のカルテもあり。
足を洗ってもらって、お水飲んで、トイレ行ってー。

部屋はカーテンで仕切られ、エアコンの風の吹き出し口にいちばん近いとこに通されかけた。えーと思って、こっちいい?と隣へ。
ウールみたいな分厚い毛布をかけてくれたから全然さむくなかった。
やる方はエアコンないと暑くて死ぬし受けてる方は寝ているから寒いジレンマ。

男の子のマッサージ師さんで、指の加減はそんなに熟練していない感じだったけど、すごーくリズムがゆっくりで思いやりにあふれていた。脳みそがほぐれたよ。

ベッドの上で行うタイマッサージだったので、どうやってやるのか。
ベッドでやると足を踏ん張れるので力が調節しやすそう。
自分の疲れやすさも軽減できそう。
手をつく場所が少ないので、お客さんの体に不用意に触れないように気を遣う部分はありそうだと思った。
とにかく、すっごくよくて、気分爽快だった。


初めてのミャンマー料理

3日目。
旧市街を出てチェンマイの代官山や原宿やと呼ばれるニマンヒミン通りに行こうと思い、ソンテウを捕まえた。手を水平に上げるらしい。
赤いソンテウは普通の距離なら最低運賃20B~。それ以上は運転手に30Bとか40Bとか言われる。
ソンテウは乗り合いタクシーだから、すでに乗っている人と同じ方向ならOK、違うなら断られる。カラで走っているソンテウも多いから誰も乗ってないとガソリン代かかるだろうなぁー。歩いていると、けっこう、プップと鳴らされる。

女性の運転手さんだった。開け放たれた窓から、外をのぞく。
風が通り抜け、気持ちがいい。

チェンマイの代官山…。ほんとに代官山なら興味ないけど行くべし。

チェンマイはミャンマーとの国境にも近く、ミャンマー料理があるらしく、食べてみたかった。これを逃すとミャンマー料理にお目にかかれる機会は早々ないと思った。英語の看板がなくて迷っていたら、
「あれ、何て書いてあるのかしら」
とUSAから来たというアジア顔の女性に声をかけられた。
この人に話しかけられた辺りから、私は妙に元気になってきていた。

「あなたタイ人じゃないの」
タイ語のなるとみたいなくるくる文字を私は読めない。
その人も読めない。
その人は元はミャンマー系らしく、ミャンマー料理を食べたいなら、ティーリーフサラダが最高よ、と教えてくれた。そう、それを食べようと思っていた。
食堂に入った。

氷の入ったグラスを持ってこられたから、ドリンク注文必須なのかと思って、何があるのー?とメニューをめくりかけたら、水のためのグラスだった。(日本と同じで水出てきたのに驚く日本人)

氷はミネラルウォーターから作っていないと思い、氷入りの飲み物はおなかがゆるくなる(経験談)。
ティーリーフサラダと鶏と豆のカレーを注文した。


お茶の出がらしみたいなくしゃくしゃした葉っぱが柔らかく、美味。
トマトやナッツと和えてあり、食感がいろいろでおいしい。生野菜が好きです。
カレーは、鶏肉が食べやすいようにほぐしてあった。おいしーい。

へたれ旅行者

2日目。

旧市街にはわざわざ行こうと思わなくてもおちこちにキンキラキンの寺院がいっぱいある。


昼はワロロット市場のあたりでしょぼいカオマンガイ(40B)を食べて夜はチェンマイ名物のカオソーイを食べた。
カレースープのきし麺。一口目、おいしい!と思ったけど、けっこうくどい。揚げた麺も入ってパリパリしているぞ。

日本を発った日から便秘しているのが気になる。
暑さと湿度に慣れていないのと、他の旅行者のように行動的にならなきゃいけない気がしてくたびれかけていた。(だらだらしたい)
すでに一日で2万7千歩も歩いて(iPhone本当か)足指に水ぶくれができかけているのも気になる。へたれ。





ターペー門 ThaPhae Gate

ターペ通りソイ1

翌朝、案の定眠れなくて、夜明け前に目が覚めた。ときどき天井から「キキキ…」って聴こえるのはとかげ?
部屋にとかげがいるのはバリ島ではいいお部屋の証って言っていた。
うとうとして、明るくなってきたら、隣の駐車場でペットボトルをベコベコする人の音で再び、目が覚めた。

タイにもいろはすがある。500ml7B(約30円)でいきなり物価が1/3だ…。

地元の人が朝ごはんを買いそうなチェンマイゲート市場 Talat Chiang Mai Gate まで10分くらい歩いて、汁麺(センレック・ナーム)を食べた。こういう味がほっとする。
魚の練り物とレバー、煮込んだ骨付き肉、ねぎが入っていた。

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妹が約10年前タイのチェンマイ大学に留学していた。今日はそのときお世話になっていた雑貨&タイマッサージのサーラーチェンマイ Sala Chiangmaiへ行く。
日本人の旦那さんが経営している。

ターペ通りにある。
ソンテウの乗り方が分からず、歩いているうちに着いてしまった。
汗で背中がべちょべちょだ。

タイマッサージ1h(200B)を受けた。とってもすてきなお部屋でセンスがあってきもちよすぎた。勉強したいから手技を見たいと思うとrelaxできないので早々に完全なお客さんになっていた。
やさしい旦那さんのサーラーさんとお話させてもらったけどこのときは着いたばかりでまだ不安な旅をしていた。



ワロロット市場のあたり Talat Warorot

「俺のペソと交換してくれないか」

タイの古都チェンマイへ旅立つ日、早朝6時台の中央線は比較的空いていた。
7時台だったらバックパック背負ってはた迷惑だし、押しつぶされてた。

格安航空券を買ったばかりに、バンコク・ドンムアン空港では自力で乗り継ぎをしなければならない。
2~3時間後のフライトでは万一間に合わないかもしれないという噂を聞き、ドンムアン⇒チェンマイ間の国内線は5時間後の便にした。

スクートというシンガポールのLCCの機体は、どこかから買い取ったのか古めかしく、掃除が行き届いていなかった。床にケチャップ、あちこちに傷。誰かが覗き込んだ窓には皮脂がべったりと…。

飛行機の中で寒い思いをするのがいやなので、フリースとタイツを着ていた。(月曜日に大急ぎでユニクロのオンラインショップで購入したフリースは発つ日の前日、水曜日の夜にしっかり届いた。ユニクロさまさま)

昼のドンムアン空港での入国審査は70分くらい時間がかかった。不思議な口ぶりのタイフリーク風の日本人男性ふたり(ちびとでぶ)の前に並んでおり、ずっと二人のコントを聞いていたのでまったく退屈しなかった。チビが親分でがたいのいいほうが子分。チビの方は聞けば何でも答えてくれそうだった。
「おい、いくらもってきた?」
がたいのいい子分は、すでに30000THB(約10万円)を両替して持ってきたという。非常にできた人だ。律儀だ。
親分が「おー、すげーな。俺のペソとも交換してくれないかなあ」などと言い、「ムリっすよ…」と小さな声でがたい苦笑い。


チェンマイ旧市街のゲストハウスに到着したのは、20時半頃、(時差マイナス2時間だから)出発してから17時間が経っていた。
「意外と早かったねえ。お金明日の朝でいいよ。ここがお部屋。ベッドだけ、シンプルでしょ」
とオーナーでかわいいおねえさん(子どもがいる)が案内してくれた。

緑に囲まれたシングルルームはエアコンなし、バスルーム付き。
湿度の高いチェンマイで、いつでもシャワーが浴びれれば十分だった。
きょうはもうシャワーを浴びて寝よう。移動、移動でくたびれたよ。

2017/06/08

秋田児童連続殺害事件

昨夜TVで秋田児童連続殺害事件の特集をやっていた。
殺害された男の子の名前は当時TVで頻繁に聞いた、特徴のある名前だったから覚えているせいもある。

今回、そのお父さんが、口元から上だけ写さず、登場していた。
お父さんの口から語られることば(それでも断片的で、編集されていたので、テレビ局が意図的に、誇張したり、削除した部分もあったろうと思うが)に耳を傾けた。
殺害された男の子と、お父さんの口元が、そっくりで泣けた。

「怒りという感情を私は好きではないので」というお父さんが、いっそう菩薩のように淡々として穏やかな口調で語るのはこの11年間で身に着けた術だろうと思った。

幼い子ども二人の命を奪ったにもかかわらず、犯人は無期懲役であり、2017年現在まだ生きていることに司法はどうなってんだと言わざるを得ない。

犯人畠山鈴香が悲惨な子ども時代、青春時代をすごしたことが度々語られるが、それと殺人を犯した事実はまったく関係がない。
人間としての愛らしさのまったくない人間に育ったこの女は、頭が悪く、精神が未熟なまま年だけ取ったと感じた。人と親密さを覚えることなく、母になった女。この人は特殊だと思いたい。
こんな人が日本にいると思う、すんでのところで殺人者にならずに済んでいる人が。