2016/12/14

「ヒメアノ~ル」

ヒメアノ~ル
ヒメアノ~ル]

森田剛はジャニーズだけど特別。
史上最年少で大河ドラマの主役になったことがある、そんなきらびやかさとは裏腹にご本人はいたって地味な人間に見える。
森田剛はすごい。やばい。

暴力的だけどユーモラス。いまだかつてない新しい映画。
いろんな人にいい顔していくうち、面倒に巻き込まれる普通の男(浜田岳)の映画。

森田剛。役名も同じ「森田」くん。かんたんに殺戮を繰り返していくが、ただの殺人鬼でなく、その顔に幼さと切なさを残すそんな役を演じられるのがすばらしい。

台詞も絶妙で、これを海外で翻訳したらどんな感じになって、外国の方もどういうふうに受け取るのだろうか。

「TOO YOUNG TO DIE!若くして死ぬ」

TOKIOの長瀬が地獄にいる鬼でロックバンドのボーカル&ギター。の役。
そんな役をこなせるのは長瀬くんしかいないだろう。長瀬、すごい。

齢17歳にして死んでしまい地獄に落ちた高校生。
ギターのコードなんて知っていればもっとおもしろかったかも、にしてもせりふのやり取り、いきなり始まる音楽、一瞬ミュージカルしたてかと思ったり、同じく地獄に落ちた同級生順子ちゃんなんか男じゃねえかよ、と、とにかく笑える映画で
絵的にずーっと地獄だと目がチカチカしてきついが地獄は農作業に軽音楽部の練習にいそがしく、だんだん顔が青鬼になってく描写の細かさ、輪廻転生して現世に生き返るも、青春のきらめきがまぶしいね。
不倫をするとやっぱり地獄に落ちるんだ、めっちゃ笑った。

2016/11/29

「ジヌよさらば」

ジヌよさらば かむろば村へ
ジヌよさらば かむろば村へ

期待通りのおもしろさだった。
松田龍平さんは、すごくナチュラルでこういう人ほんとうにいそうだ、と思わせてくれる、
自然体をかもしだすのがすごくうまい。
お金に触りたくない使いたくないという青年を演じている。
このひと、無表情なようでいて、表情ゆたかで、欲望には忠実な、青年。

カネを一銭も使わずに暮らすといって、まあ他人が自分のために使ってくれているんだけれども、
現物支給などでカバーする。
松たか子&阿部サダヲが2度目の夫婦役。この夫婦役また見たかったのでうれしい。すごく合う。
二階堂ふみは、若さとエロさを武器に男をたぶらかす系の役が多い気がするがそんな役よりもっと年上の役や、子どもがいる役、やさぐれた役、疲れた女の役、切れる女の役などを演った方が合うので気がしている。

役者さんみんな個性的で3つ目のようかんを食べさせられているみたいなくどさがある。
特に、片桐はいりはバイトしているおばさんてだけの情報しかなく背景がなくて、いきなりでてきてこのひと何状態。

改めて、西田敏行のスゴさを思い知った。村のカミサマの役だから、年取っているのに入浴シーンが多いのにさすがだと思う。村のカミサマの役などほかに誰ができるさ。

2016/08/23

「晴天の霹靂」

青天の霹靂
青天の霹靂 通常版 DVD

コメの銘柄ではない。大泉洋主演、劇団ひとり監督の映画で、
ずっと観たいと思っていた。
確かカメラマンされている方から、「いまこれを撮影してて劇団ひとりたいしたもんだよ」と聞いたことがあった。(町田かどっかで撮影していると言ったかな)

いつからか北海道の星となった大泉洋。(道民はそれほど期待していないぞ)でも大泉さん、気さくそうで、おもしろくて私はすきだけどな。(母は「顔がよくないのになぜTVに出てる」と不満そうであった)
マジシャン役で、手のアップがたびたび写る。手の指の長いこと、とってもきれえな手なの。(ご本人ですよね)
タイムスリップものならではの台詞のつながりがよくて、とても楽しめた。
気取っていなくて心温まる映画。

暑いので寝室でなくリビングで寝ようとしていた父も、寝ながら観ていたようだった。

「海猿 BRAVE HEARTS」

BRAVE HEARTS 海猿
BRAVE HEARTS 海猿 スタンダード・エディション [DVD]

海猿シリーズ好き。TVでやってた。
こんなに完璧な映画あるだろうか。ストーリーは単純明快。一体感につつまれながらハラハラドキドキする。
今回は飛行機事故が舞台。海の上に滑走路を作る!
伊藤英明、佐藤隆太おしりのショットありますゲヘヘ。

2016/06/10

病魔

昨夜は3時半頃まで眠れなかった。淡い青色になっていく空を見ているうちにどうにか眠れたけれど、
昨日妹から「麻央ちゃんが乳がんというニュースにショックを受けています」と聞いて、そのときはそれほどまで、と思わなかったけれども、TVをつけたら
同じくらいの年齢のアナウンサーが原稿を読みながら泣いていた。

繰り返し流れる海老蔵さんの会見の様子を見ているうち、
いま子育てをがんばっている妹がショックを受けたことの意味を、より強く感じるようになった。
なんてかわいそうな。
小さな子どもたち二人いて、今死ぬわけにいかない人。
子どもたちが気がかりだろう。子どもたちを守りたい一心だろう。

妹は子どもが2歳半で、いま妊娠中。
小さな子どもたち残して、ママが(入院して)いない。
海老蔵さんは、すごく男らしい。いい家族だなと思った。子どもたちのこともよく知っている。

婚約発表の会見で「初めて婚約指輪をはめてもらったとき」の話をする麻央さん。
単純にうらやましく、お互い心から愛して、信じて、大切に想える、そういうひとに出会えて二人は幸運だと思った。

まだ若く、美しい人、大切な家族のいる人のところにも、がんという病が、ときも場所も選ばず、巣食う。
私はもうすぐ引越しをする。家族以外「引っ越す」って言う相手いない。
3年間ここに住んで、引っ越すときに引っ越すよって言う相手がいない。
どんな生活を送ってきたか。
どんな生活を送ってきたらそうなるのか。我ながら驚く。改めないといけない。
私はこれまで彼らのようにお互いが大切したいと想える人に出会っていない。
これからも出会えないのかなという気がしたから、さびしすぎて眠れなかった。

2016/05/21

「海街diary」

海街diary
海街diary DVDスタンダード・エディション

こんなきれーな女優さん4人がいなかにいるわきゃねーと日本アカデミー賞を見ながら毒づき、いつからか是枝監督映画から卒業していた私ですが、
なかなかよかった。

フェチシズム感じる映画。
女の人の夏服フェチとか、「となりのトトロ:ばりの自然フェチとか。
ヴェールがかかったような淡い色。森の美しさと、すずちゃんの可憐さと、夏の4姉妹の透明感が、異国の地の映画を見ているよう。

こんなねちゃねちゃずっと4人でいる姉妹いるか、とか、やたら葬式のシーンが多い(喪服姿が美しい)
3人姉妹を捨て、新しい女のところへ行って娘をもうけてやっぱり死んだ父親のことを、ずっとぐじぐじ言ってる4人でちょっと長いけれども(そういう映画だといえばそうだ)
木々の緑とか海とか素肌とかがそれをカバーしている。

大竹しのぶが出てきて、口喧嘩するシーンがよかった。